(1)  湯入れ導子低周波による治療について

(2)  特殊な高温鉱泥による治療について

(3)  鍼による治療について

(4)  あん摩・マッサージによる治療について

  (1)湯入れ導子低周波による治療について

 当院で使用している低周波治療器は金属平板導子のものを、横浜市大物療科が改良した温熱湯入れ
導子を使用しています。金属平板導子は人体表面に対し通電時痛みが強いのですが、湯入れ導子は電
気がお湯を通している為、ドイツのシーメンス社の様に振動波が安定する事により柔らかく感じ、電極面が
全面平等に皮膚に接触する様になります。
 したがって金属平板のものに比べて強度の低周波を活用出来るのです。











       
低周波の波動性の治療

  脊椎、特に頸椎・腰椎は各種重要な神経系の根幹となっています。その骨格に対して低周波発信器
から電磁波を骨格の並びに対して平行に、又、垂直に投射すると骨格を包む筋肉は電磁波の波動性エネ
ルギーにより大きく振動し、同時に骨格と椎間板も振動する事になります。又、各種各部の筋肉細胞に対
しても電磁波エネルギーとしての振動を与える事によりその筋肉細胞の働きを励起させる事になり、不正
常または不活性であった筋肉等の活動(振動)状態が正常に治癒する事になります。



  
(2)特殊な高温鉱泥による治療について

  この鉱泥は大分県別府市の紺屋地獄温泉に湧出する泥ですが、含有される成分は九州大学の分析結
果が有りますので当院でご覧下さい。

    1人(1回分)の鉱泥使用量 約10s  身体の前面部6ヶ所  後面部4ヶ所
    鉱泥から体内に吸収される熱量     [ 熱と統計物理学に基づき]
    Q( 熱量)=m ×c( 10s)×t (90℃−36℃ ) ×( 70÷100)
    となります。     初めの温度 ↑  ↑除去時の温度

  この熱エネルギーにより各筋肉細胞や骨格(特に頸椎・腰椎 )各部の血行・神経の働きを促進する事に
なり、その結果マヒ・炎症・痛みを消失させ正常体位の活性化を計る事になります。

 さらに重要な事は、低周波治療と同時に行う相乗効果により、互いのエネルギー量を大きくし、次の鍼治
療効果を最大限に活かす事が出来るのです。












  
(3) 鍼による治療について

  低周波・鉱泥治療により同時に多数の鍼を使用する事が可能となり、長時間 の置き鍼も可能となりま
す。鍼により筋肉細胞等に力学的刺激を与える事により、筋肉細胞が゛反作用を起こし変形していた細胞の
復元力が生じ、その結果細胞の働きが活性化されます。

  又、鍼は金属であり身体内に打つ為、体内の各種溶液内に入る事になります。

   金属と溶液  すなわち金属に単極電位を生じる事により、鍼を打たれた局所を中心として打たれてい
ない身体との間に電位差を生じ、この電位差により放射状に微少電流が広がります。

          Fe ( 鉄) ーー溶液 ・・・・0.771V     Ag( 銀)ーー溶液 ・・・・0.799V

又、電流の移動があれば当然局所に磁界が出来ます。その結果、局所電流による局所電流熱効果、局所
電子の移動による局所細胞分子と電子との相互作用、局所磁界による局所細胞分子と磁界の相互作用
これらのエネルギーが微少であっても各細胞の活性化に関与していくものと思われます。


      
(4) あん摩・マッサージによの治療について   

  あん摩は中枢部より末梢へ、マッサージは末梢部より中枢へ力学的に摩擦・振動を与えるものですが、
あん摩とマッサージを併用すると相互間からの振動により振幅が互いに強めあう事になります。

 物理学的に、波源2点間からの波の干渉共振することの原理に基づき、極めて大きな効果をもたらします。
この事は乳幼児に著名に見る事か出来ます。


まとめと致しまして、生理学における「細胞の恒常化」クロード・ベルナールの原理が細胞の生命、特に機能
維持の基本的因子となるからであります。

機能障害の状態にある細胞の内部環境変化に応じて、細胞自らの復活の働きを活性化させる為に機能障害
の程度に適応した物理療法により、人体の静状態・動状態の正常化を計りこれにより細胞は健全に自らを恒
常的に維持する働きが可能となるのです。

又、重度障害家庭療養者を主体として、医師の診断に基づき施術する事により、多くの治療効果をあげる事が
出来るのです。