第5回しのぶ会報告

 

 2011年6月18日(土)13時から、神戸の「酒心館」ホールで、第5回高山智津子先生をしのぶ会を開きました。このホールは、『ゆうちゃんシリーズ』完成祝賀会を開いた場所で、高山先生、お気に入りの場所でした。広々とした和風のホールで、美味しい料理を楽しみながら、会を進めていきました。

 

第1部は、元アリス館編集長の後路好章氏と所員三人が話しました。

後路さんは、高山先生を船長として、文・徳永満理、絵・宮沢晴子、小西律子、後路好章の五んのプロジェクトチームで「ゆうちゃんシリーズ」作ったときの思い、高山先生の講演の「間」の良さ、晩年高山先生の代役で、札幌で講演をしたときの話などを語ってくださいました。

次に、研究所の徳永満理、小西律子の二人が交互に高山先生のエピソードを語りました。

 徳永さんがハイジの旅で高山先生と知り合いになったときの話、高山先生が「おさなご保育園」のバザーや運動会にやってきたときの話、お孫さんを「おさなご保育園」に何日間か預けられた話、「子どもが主人公の保育をする」という「おさなご保育園」にひきつけられていった様子がよくわかりました。あかちゃんが喜ぶ絵本はどんな絵本なのかを、さぐるうちに、『ゆうちゃんシリーズ』が生まれていった話、高山先生が最後の講演を「おさなご保育園」でしたときの話、高山先生から出された三つの宿題、など盛りだくさんの話でした。

最後は、藤本英二が『ありがとう、高山智津子先生』の編集をした立場で、高山先生の生涯の簡単なスケッチを話し、そのあと「兵庫文学教育の会」の頃の高山先生と、歌人としての高山先生について話しました。



 

(休憩)

 

第2部 参加者からのスピーチ

 







次の6人の方にスピーチをしていただきました。

@「さよならまたね」の担当していた浅野さん(ひさかたチャイルド) 

A「日和佐絵本の学校」の写真班だった檜すけみさん

B絵本とおもちゃの専門店「キッズいわき・ぱふ」の岩城敏之さん 

Cエプロンシアターの永崎みさとさん

D大阪保育専門学校の浅雛さん

E高山先生が講演でその読みきかせ実践をよく紹介していた、「兵庫文学教育の会」の石川百合子さん



 

 最後は、高山先生の講演のビデオを大スクリーンで見ました。小学校の教師をしていたときのクラスの子どもたちの話を「川とノリ」「スーホの白い馬」などの作品を通して語っておられ、厳しい環境の中でつらい思いをしている子どもたちに寄せる高山先生の愛情が伝わってきました。そして結びは「世界でいちばんすてきなところ」の話でした。参加されていた皆さんの胸にも高山先生の思いが届いたのではないかと思います。

 参加いただいた皆さんには、『ありがとう、高山智津子先生』の本と、『高山智津子講演全集』DVD110分版を、お土産として持って帰っていただきました。なお、この二点を、希望される方は、お申し出ください。残部がある限り、各1500円でお分けいたします。







二次会の様子もちょっとだけ紹介します