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第123話
ものぐさダイエットで10キロやせられる!

 2016年3月末から減量に取り組んできました。極端な食事制限も運動も特にしないで、8月末までに10キロ体重を減らすことに成功しました。今回は、わたしが行っている食事制限や運動をしないで日常生活の中で行うことによって体重を減らす方法を紹介したいと思います。

駅の階段を上っている時に膝の後ろ側に痛みを覚えて危機感を持ち、減量を思い立つ
 学習塾の講師をしていると帰宅が遅くなり、それから遅い夕食を食べがちです。食べ終わってから2時間以内に寝てしまうことも多く、体重が増える一方でした。2016年2月頃になると、駅の階段を上っているときに膝の後ろ側が痛くなるようになりました。10年くらい前のことですが、ある日の夕方のニュースで、日本人の膝は何キロまで支えられるかという研究が報道されました。これは日本相撲協会が、膝に故障を持つ力士が多いことを問題視して大学に研究を委託したものでした。その研究の結果、日本人の膝は96キロまで支えられるということが分かったそうです。
 96キロには達していませんでしたが、教材の入った鞄と私の体重を合わせると、96キロに達していたので、階段を上る時に膝の後ろ側が痛くなるのだろうと思ったので、3月末から体重を減らすことにしました。

「あともう一杯」をやめて5キロ減らす
 まず行ったのは食事に関するものでした。
 栄養のバランスに気をつける一方で、食べる量と食べる時間にも気をつけました。食べる量に関しては、「あともう一杯」やめることにしました。あと少しで満腹しそうなところで食べるのやめ、腹八分目にとどめるようにしました。また、食べる時間に関しては、「寝る前の3時間は固形のものを食べない」ことにしました。この方法なら無理なく続けられそうでした。すぐに効果は現れませんでしたが、1か月後くらいから少しずつ体重が減り、5月末までに体重が5キロ減りました。

日常生活の中で行う動作を利用してさらに5キロ減らす
 食事だけでは体重を5キロ減らすのが限界なので、次の一手を考えなくてはならなくなりました。
 母は近くのスポーツジムに通うことを私に勧めましたが、今度は定期的にスポーツジムに通わなくてはならなくなり、それが心理的な負担になって続かなくなりそうな予感がありました。食事で体重を5キロ減らした時のように、時間に制限されず無理なく体重を減らす方法を考えて実践しなくてはなりません。
 何か普段の日常生活の中で行う動作を意識的に行って体重を減らす方法がないかと考えていましたら、座敷で料理をいただいた時のことを思い出しました。ある時、座敷で日本料理をいただいていた時、背もたれがない状態で座っていたのが原因だと思いますが、腹筋がとても疲れたのです。その時は「背もたれがない状態で座っていると腹筋を使うのだ」と思っただけでしたが、この時の経験を今回のダイエットで活かしてみようと思い立ちました。

 日常生活の中で比較的長く床に座る時はいつだろうかと考えましたら、入浴の時に浴槽に浸かっている時が当てはまると思われました。そこで、浴槽に浸かっている時に、浴槽の壁に体を触れないように気をつけて腹筋の力で姿勢を保つことにしました。私は身長が180センチくらいあるので、足を交差させないと体が浴槽内に収まりません。あぐらをかくような姿勢になり、手桶を湯船の中に入れ、湯船の上澄みが少しずつ桶の中に流れていくようにしました。桶の中が一杯になるのに大体30秒から40秒くらいかかりますので、その間はほとんど腹筋や背筋で姿勢を保つことになります。これを毎回の入浴で2~3回行いました。考えてみますと、腹筋や背筋を使うだけでなく、湯船の上澄みをとってお湯をきれいにすることにもなりました。

 効果は食事の時と同じようにすぐには出ませんでしたが、続けた結果、少しずつ体重が減って、8月末までに5キロ減らすことができました。入浴方法を工夫してから1か月半くらい経過すると体が慣れてきて、負荷を感じなくなってきました。お腹周りも引き締まってきたのもこの頃です。負荷を上げる方法として、足を交差させないで、両足をいわゆる「体育座り」の形にして同じように実践しています。

でも課題が残る
 このようにして私は6か月間で体重を10キロ減らすことができました。日常生活の中でできることは何かと考えて実践してきましたので、非常にものぐさな方法です。そこで、私は「ものぐさダイエット」と名づけました。
 今は、さらに体重を減らす方法を模索して試行錯誤を繰り返しています。11月末に体重を量ってみたところ、8月末に比べてさらに3キロ減ってました。しかし、通勤するのに駅までの距離が以前の3倍になったことなど、歩く時間が多くなって生活環境が変わったからかもしれません。体重が減ったことと何か因果関係がはっきりしたことがあれば、いずれは紹介したいと思います。
 ところで、体重を10キロ減らすことに一応成功しましたが、課題が残りました。湯船の浸かり方を工夫して腹部は引き締まりました。ですが、引き締まったと実感できるのはヘソ当たりの胴回りから上の部分です。ヘソから下の下腹部は変化が見られません。ここを引き締めるには腹筋の運動などが必要なのだろうと思っています。今後は体重を無理なく減らす一方で、筋力を強化していくことが課題です。
 以上が、私が約半年かけて行ってきた減量方法です。職場の同僚の先生に話してみますと、そんな方法は誰も紹介していないそうです。ダイエットや減量は、目的や体質や性格などに合わせて行った方が良いと思いますが、私が紹介する方法が一つの参考例としてお役に立てば嬉しいです。

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