<炎上 玉の井旅館>

 模型製作にはあまり関係はないが、記録しておく。「昭和20年2月誘導弾イ号乙型の試験中に、伊東上空で放たれたイ号機が無線機の故障のため誤って熱海温泉玉の井旅館の部屋へ飛び込み、女中2人と入浴中の旅客2名を殺傷し、旅館をまたたくまに炎上してしまった」という事件があった(『航空ファン』1961年1月号、p.82。p.16にイ号甲の写真あり)。その詳細はイ号の写真とともに『航空ファン』(1965年10月号、p.23〜25)にある。これを機上でテストする側にあった方の記事が、『航空情報』(1957年9月号、p.94〜95)にある。それによれば「…、爆弾は左旋回して湯の町熱海の温泉旅館に向い、遂に命中、入浴中の女中が裸で飛び出すというさわぎ、は(け?)っきょく旅館は炎上してしまった。これ以来この爆弾を。われわれはエロ爆弾と称したものだ」とある。

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