『FOOTBALL CXスペシャル Naka's ambition〜俊輔の挑戦〜』<後編> (2007年1月14日放送) <映像 セルティックパーク前から 昔のセルティック創設時の様子&創設者映像> 字幕 1888年 チャリティーを目的に誕生 ナレ セルティックの創設は1888年。フットボールの試合で得た収益で、貧困にあえぐアイルランド移民の救済を目的に誕生。 創設者もやはり、アイルランド人の ブラザー.ウォルフリッド。 地域に根ざした慈善活動をベースとする、創設当初からの理念は 今でも変わっていない。 字幕 エンブレムの四葉のクローバーは、幸福のシンボルとして、創設当時から使用されている。 <映像 セルティック最高経営責任者 ピーター.ローウェル> ピー セルティックは、1888年にアイルランド人の牧師が創設しました。目的は、フットボールの試合をして、貧しい人々への寄付金を集めることでした。クラブは、慈善活動の為に生まれたのです。 <映像 スタジアムに向かうセルサポ> ピー 我々はビジネスのみを重視したフットボールクラブではありません。 ピー このクラブは、今でも地域社会へ貢献する事を考えています。 <映像 最高経営責任者 ピーター.ローウェルの顔> ピー 我々の誇りは、クラブが世界有数のビッグクラブである という事ではなく、今でもクラブのルーツを忘れていない事です。 <映像 セルティック サポーター協会会長 ジェームス.ダイヴァース> ジェ 私の先祖はアイルランド人なので、セルティックは、私の文化の一部です。 <映像 創設当時のセルティックの白黒映像> ジェ 私の先祖は、19世紀末に移り住み、セルティックの援助を受けました。この為 私は、自然とセルティックを 応援するようになっていました。 <映像 セルティック サポーター協会会長 ジェームス.ダイヴァース> ジェ 突然 サポーターになったのではなく、ごく自然の流れで そうなったのです。 <映像 ニール.レノン> レノ アイルランドに生まれた僕は、小さい頃から サポーターだったんだ。 セルティックは、貧しいアイルランド移民への寄付金を集める為に創設された。だから、アイルランドにはサポーターが大勢いる。 今、セルティックの主将としてプレーできる事を光栄に思っているよ。僕にとっては今が、人生で最も幸せな時だね。 <映像 創設時のセルティック> ナレ フットボールを通じて貧しい移民を救う。こうした理念で築かれた絆は、創設から120年近くを経た今でも、崩れる事は無い。 <映像 セルサポ 1へのインタビュー> サポ 試合になると、全ての感情が湧き出てくる。セルティックは、私の心、家族、歴史だ。 <映像 セルサポ 2へのインタビュー> サポ 僕達の人生の一部だね。毎日がセルティックの事ばかりさ。 <映像 セルサポ 3へのインタビュー> サポ 僕たちは セルティックの12人目の選手なんだ。 <映像 セルサポ 4へのインタビュー> サポ 私は、セルティックの家族として生まれてきたんだ。 <映像 セルサポ 5へのインタビュー> サポ セルティックは私の人生でNo.1の存在さ。 <映像 昔のセルティック> 字幕 1937年 スコティッシュカップ ファイナル セルティック2−1アバディ—ン 観衆 14万6433人(ヨーロッパ記録) ナレ 20世紀に入り、セルティックはさらに 熱狂を呼び込む。1937年 スコティッシュカップ決勝では、14万7千人余りのサポーターが詰め掛けた。 字幕 1967年 ヨーロピアンカップ ファイナル セルティック2−1インテル イギリス勢 初のヨーロッパ制覇 ナレ そしてそれから30年後、イングランド勢に先駆け、イギリスのクラブとしては初めて、ヨーロッパ チャンピオンズカップを制覇。119年の歴史で積み上げたタイトルの数は、86に上る。 字幕 ヨーロッパカップ 優勝 1回 国内リーグカップ 優勝 40回 国内カップ 優勝 33回 リーグカップ 優勝 13回 <映像 ニール.レノン> レノ 60、70年代の黄金時代を懐かしみながら、サポーターは今のチームも愛してくれている。 2003年のUEFAカップ決勝は、僕たちにとって素晴らしい経験だった。今回のCLでも、みんなで同じ経験がしたいね。 <映像 試合を見つめるサポーター達> ナレ 勝利も敗北も、歓喜も悲哀も、吾が事のように分け合って、同じ歴史的背景を持つサポーターは、まぎれもなく、チームの一部となっている。 <映像 セルティック サポーター協会会長 ジェームス.ダイヴァース> ジェ クラブの歴史が 我々の情熱の源です。情熱は自然に湧き出てくるのです。我々サポーターと選手は、血で繋がっているのです。 <映像 マンU戦FK後の俊を称えるチームメイトとサポーター> ナレ 血で繋がったサポーターと選手。熱い血を滾らせたサポーターの情熱は、選手達を奮い立たせ、それが大きな奇跡を呼び起こす。 <映像 ニール.レノン> レノ CLでの好成績は、サポーターのおかげだよ。相手がプレーしづらい雰囲気を彼らが作ってくれたんだ。 <映像 ストラカン監督> スト 我々には、サポーターの幸せの為に努力する責任があります。 <映像 最高経営責任者 ピーター.ローウェル> ピー 決勝トーナメント進出の最大の喜びは、サポーターに誇りを与えた事ですね。 <映像 セルティックパーク前で、サポーターにサインするグラベセン等 セルの選手達。> ナレ チームをまるで 家族のように、献身的に支え続けるサポーター。 彼らこそが、サルティックのエネルギーの源。誰もがチームの勝利を希望し、要求する。 <映像 左横顔アップの俊> 俊 だいたい毎試合 5万以上入るとこって、(レポーター:ウーン)そんなに無いと思うんスよね(3回頷く)。 <映像 暖炉前、両肘をソファーの肘掛に預けて、深くもたれている上半身の俊> 俊 そう、だからねー、(左に口を歪めた後)そう、毎、毎試合(左手動かす)、入るから、(暖炉の火のパチッという音。やっぱり、本当に燃えてるんだ!)声援が、毎試合 すごいし、ウーン、だから 円陣組んでる時とか、終わった時 とか、は もう、初めてっスよ、そんなん 人の声で耳が痛いっていうのはね、感じたの。 <映像 円陣を組むセルティック> ナレ 熱狂度では、ヨーロッパでも随一のセルティック サポーター。 彼らに後押しされ、いよいよチームは、初の決勝トーナメントに望む。 <映像 ミラン> <映像 暖炉前、上半身の俊> 字幕 セルティック #25 MF 中村俊輔 俊 ビッグクラブっていう感じですね(口元を引き締め、2回頷く)。 どのポジションにも代表クラスが居て、でー、(考えて)スクデット何回も取ってるし、僕もレッジーナのときやったけど、勝てる気しないし、(笑)しなかったし、ウーン、強いし頭がいい選手が多いから、そのへんで(口元を歪めて)、だから サッカーを知ってる選手がすごい多い。 <映像 左上にカカの写真 右下に俊> 俊 速くて強い <映像 左に俊 右にインザーギの写真> 俊 ズル賢い <映像 左下に俊 右上にジダの写真> 俊 ジダ? 僕は 一番うまいと思う、世界で、GKン中で。 <映像 左にガットゥーゾ 右に俊> 俊 闘犬って感じ(フッと笑う) <映像 左上 俊 右にセードルフの写真> 俊 強い、痛い。 (インタビュアー:痛い?)そう、ぼくねー、1回(少し笑い)レッジーナん時に、ファール、イエローカード覚悟で、もう止めなきゃいけないから、スライディングしにいって、 <映像 左下にその時の レッジーナ時代のスライディングをする俊> 俊 足けずったの。だけど、痛かったのは、オレだった。(インタビュアー:忍び笑い、俊も少し笑う)足首 本当 踏んだの(左掌で押さえつけて踏む様子を表す)、なのに、オレが痛かった。 <映像 上にピルロの写真 下に俊> 俊 ゲームの流れを読む目を持ってて、パスがうまい。 <映像 俊の左横顔のアップ> 俊 エー、ピルロが速めに前線に、最終ラインに出して、で、DFとゴチャゴチャってなりつつ、FWの(3回頷く)、が、抜けて、ゴール決めちゃう とか、そういう、速攻が上手いチームだと僕は(5回頷く)ウン、(ソファーに浅く腰掛け、両手で、少し上げた左膝を抱えている) 結局、ハンドル握ってるのは、ピルロな気がするし。(決意で引き締まる口元)あそこをマークしないと、全部始まっちゃうんで(2回頷く)っていうような感じですね。 <映像 試合中のACミランのピルロ> ナレ チームのハンドルを操り、イタリア代表を世界一に、ミランをヨーロッパチャンピオンに導いたアンドレア.ピルロ。 最終ラインの前にポジションを取り、的確な状況判断と、正確無比なミドルパス。一つのプレーで戦局を一変させてしまう能力を持っている。 <映像 暖炉前のソファーで、両手で左膝を抱えている俊の上半身> 俊 ベンフィカん時も リーグ戦もそうスけど、結構、相手が3ボランチとかに弱いんスよね。と僕は 思うんですけど。 何でかって、こう、回されちゃう。あれ、その 3ボランチは、一枚引いてるやつに。 で、僕らは、(右手を自分の胸に当て)僕はサイドバック意識して、るし、(左手を大きく横に広げ)反対っ側のエイデンも サイドバックを意識したりしてるじゃないですか。 (左足を下ろし、左手だけ肘掛に)だから(右手が肘掛に、左手を回したりして、フォーメーションを表す)、形、フォーメーション上で言うと、4対3なんだけど、それが5対4に(両手でグーを離して作る)あの、相手のサイドバックに、それが5対4にされてる時が すごい多いから、(両手でグーを作り、上から下へ下ろす)サイドバック上がってきて、3じゃなくて5になるじゃないスか、相手は。で、僕らは(左手を胸に)、4枚で(左手で4を作る)見てるから、回されてんですよ。 だから、ピルロ(左手の親指と人差し指を開いて立てる)が、これ、持たれるのも嫌なのに、ましてや、向こう 3(スリー)、エッと、ダイヤモンドだから、カカ は見てなきゃいけないし、今度 カカ見てると ここが(左手人差し指を小刻みに横に動かす)空くし、だからFWが 下がんなきゃいけないんスけど、(左手人差し指を斜めに動かし)それをねー、こう、FWが下がろうとして見るのも 出来ないようなちゃんとしたポジション取りが上手いんスよ。 ウーン、だから(右手を斜めに動かし)FWが見んのか ボランチが見んのか、かといって ボランチが(右手で自分を指してから、右前を指差す)ボランチを見るには、遠いし(2回頷く)、そこら辺がね、しっかり守んない と、後ろがキツくなると。(両手首を倒し、後ろを表す) <映像 俊の左横顔のアップ> インタビュアー じゃ もう ピルロをいかに捕まえるか(なの?と聞きたい) 俊 と 僕は思うけど(首を縦に振り 即答)。イメージ、勝手なイメージ。 で、レッジーナん時もそうだった。僕がマークしてたから(3回頷く)(インタビュアー:ウン ウン ウン)だけど、捕まえられない。(フフっと笑う)だって、僕も攻めてるから(右手を自分の胸に)。(インタビュアー:ウン ウン) で、パッて(右手を前で広げる)取られた時に、すぐに、そのー、向こうのストッパーとかは、あの、4バックとか、選手は ピルロに集めんだよね(右手 盛んに動く)(インタビュアー:ウーン)。 で、ピルロは、すごい フリーに 絶対いるような所にいるんスよ。で、出された時には、僕は(右手で自分を指差す)もう 置いてかれてるから、好き勝手パスが出ちゃう。 だから もう ずーっと(首を左に捻って、フフフと笑う)付いてた方がいい。(インタビュアー:フフフ) 自分らが攻めてても(両手のグーで味方と相手に例え、一定間隔で動かす)ずーっと こう付いてて…。(笑いながら右手で 右後ろ頭を掻く) <映像 ピッチに並ぶミランの選手、そしてセルの選手。> ナレ ピルロに限らず、錚錚たる顔ぶれが並ぶミラン。だが、セルティックもマンU戦に続くジャイアント キリングを狙う。 <映像 俊の左横顔のアップ> 俊 まっ、出来ればホームで、勝って、アウェーで、僕はアウェーでアウェーのサッカーをした方が(4回頷く)(インタビュアー:ウン) ハマるような気がするけど(インタビュアー:ウーン)ハイ。 <映像 暖炉前 上半身の俊> 俊 でも まあまあ 難しい事ですよ(鼻をすする)。(インタビュアー:ウーン) まっ、我慢が一番大事 だと思う。こういう、自分より、自分らより 格上の選手と、チームとやる時が、我慢が 一番。 <映像 アウェー マンU戦から、今CL6戦ダイジェスト> ナレ 我慢をすれば、勝機が訪れる。それは、マンU戦で経験した。 だから、ミランが相手でも チャンスは来るはず。俊輔は、そう考え、この顔合わせを楽しみにしている。 <映像 暖炉前 上半身の俊> 俊 エー、でも、CLっていうところで、ミランと出来るのは、ウン、(上目遣いで)何か 別に 怖いとかそういうよりも、楽しみですね。何も出来なくても、課題が出るだけだし(少し微笑み)。(インタビュアー:ウン) したら、それを また、取り組めばいい訳だし(2回頷く)。 だから そういうのを 経験(開いた両手を手前に引き寄せる) つうか 知り、知る為に このクラブに来たから、だから、決勝トーナメント出れて良かったし。 で、まあ、欲言えば、勝つ、そらーね、勝てれば もう1個(右手を動かす) 強い所と出来るから(口元を引き締め 2回頷く)。 (目線 左下)そういうふうになったら、イイっすねー(顔を上げる)。(インタビュアー:ウンウン) <映像 今CL マンU戦ホームでFKを決める俊> ナレ 何処までも 自分を高めていきたい。だから一つでも強いチームと戦ってみたい。 ファンタジスタとして、FKの名手として、ヨーロッパにその名は轟かせた。それでも、俊輔のモチベーションは、高まるばかりだ。 <映像 左に俊の写真 右にピルロの写真 真ん中に インタ中の俊> 字幕 Which win? Celtic or Milan. 俊 いやー、セルティック に したい。 <映像 マンU戦後、観客席へ向かう俊。> ナレ 俊輔の挑戦 チャプター7。2/20 注目のミランとの緒戦は、セルティックパークで行われる。 <映像 暖炉前のソファーで、コーヒー(?)を飲み、まったりする俊。> (前へもどる) Reported by ぺぺ |