一応、バックをグランパスレッドにしてみました。ところで、W-CUPの候補自治体は15自治体だった。それぞれの特徴を書くと以下の通りになる。(私の知っている情報ですのでかなり間違っているかもしれません。)

     主なクラブチーム     特徴
札幌市 コンサドーレ札幌(JFL)   クラブチームに対するサッカー熱は高い。
青森県 なし?           サッカー熱に関しては今一つか?会場の建築で難航
                 しているという話も。
宮城県 ブランメル仙台(JFL)    特になし。
茨城県 鹿島アントラーズ(Jリーグ)  アントラーズの地元。サッカー熱が高いのはご承知
                 の通り。バックにはジーコもいる。
千葉県 柏レイソル、ジェフユナイテッド(Jリーグ)Jリーグが2チームあり、高校サッカーも強い県だ
                 が、その割にはさほどサッカー熱は高くない。成田
                 から近いことでアピール
埼玉県 浦和レッズ(Jリーグ)    クラブチームに対するサッカー熱の高さは日本一でしょう。
横浜市 横浜フリューゲルス、横浜マリノス(Jリーグ) 会場の良さとアクセスの良さでアピール。
新潟県 アルビレオ新潟(Jリーグ)     クラブへの熱は高まってきているようだ。
静岡県 清水エスパルス、ジュビロ磐田(Jリーグ) 昔からのサッカー王国。
愛知県 名古屋グランパス(Jリーグ)  トヨタカップを行っている世界のトヨタがバックに
                 控える。クラブチームに対するサッカー熱も高い。
                 ただ、会場建設の反対運動が起きている。
京都府 パープルサンガ(Jリーグ)   サッカー熱はそれほどでも。知名度でアピール。
大阪市 ガンバ大阪、セレッソ大阪(Jリーグ)素晴らしい会場があるが、サッカー熱は今一つ。
神戸市 ヴィッセル神戸(Jリーグ)     ヴィッセルのJ昇格でサッカー熱は上がっている。
                 震災からの復興をアピール
広島市 サンフレッチェ広島(Jリーグ) 屋根の問題がなければアベランジェ会長の推薦もあ
                 り、有力であった。クラブへのサッカー熱は低い。
大分県 大分トリニティ(JFL)    韓国との距離の近さでアピール。韓国とのサッカー交流も。


 一般的な予想としては、会場の設備とアクセスの良さで横浜市と大阪市が当確。広島市もほぼ当確だったが、会場の屋根の問題で落選。あとサッカー熱で茨城県、埼玉県、静岡県が優勢。神戸市は、震災からの復興がアピール材料、また地域のバランス及び都市機能で札幌市がそれに続く。新潟県、大分県については、サッカー熱はあるが実績のなさ、愛知県は都市機能では問題ないが、反対運動が起こったこと、青森県は実績のなさと会場問題でマイナス材料。地域バランスで不利だったのが、千葉県と京都府。宮城県は可もなく不可もなくと言ったところ。

 結局、ある意味で予想されたとおりの結果に終わり、青森県、千葉県、愛知県、京都府、広島市が落選した。落選したところはマイナスポイントがあったことが地域のサッカー熱よりも重視されて落選したようだ。ただ、個人的な意見としては、サッカー熱のない都市でやるよりも意欲のある都市でやってほしかった。青森県なんかははっきり言って何もないが、それを変えようとして立候補したのではないだろうか。結局田舎だと思われて、落ちたような気がする。愛知県にしても会場反対があったことと、対決相手が日本海側の新潟県になったのがまずかった。でも、新潟と愛知を一緒にくくるのは変だと思うんだけど、皆さんはどう思われますか?新潟から愛知まで行こうとすれば飛行機じゃない限り必ず東京にいかなきゃいけないんだから、新潟は関東・北信越でくくるべきじゃないの?北信越で一つだけだったのが、新潟にとっては幸いした。千葉、京都はアピールポイントが欠けていた。

 意気込みやサッカー熱を考慮すれば、青森県や愛知県は通って、いくら会場が立派でも大阪市は落ちていたんじゃないかと思う。宮城にしてもどうだったかなあ?横浜市も都会ではあるが、本当にサッカー熱が高いかというと疑問だ。
 ところで、広島の屋根問題が無かったら、どこが落ちていたんだろうか?宮城県か大分県が落ちていたんだろうか?(96/12/25記)



 このコーナーを設け、意外と反響がありました。私の友達の青葉城(宮城県で働く)さんは、宮城での開催は反対派でしたし、落ちた広島からメールをくれた方もそれほどどうという感じでも無いという意見でした。さて今日は大会はどう行われるのかという視点から見てみましょう。

 ところで日韓共同開催ですが、大会はどう行われるのでしょうか。とりあえず、決まっているのが開幕戦が韓国で、決勝戦が日本、3位決定戦が韓国です。参加国は32カ国ですから、まず予選リーグは4チームずつ8グループに分けられるでしょう。そしてそこから上位2チームが決勝トーナメントに進出し、試合が行われるというのが一般的な見方です。

 と言うことは、まず予選リーグでは各グループ6試合ずつの48試合、決勝トーナメントは16試合行われます。つまり64試合が行われます。まず共催をどう運営するかです。予選は4グループずつ完全に分けて行うのか、予選の段階から両国を行ったり来たりするのか、また16チームずつ完全に分けて行い決勝、3位決定戦ではじめてそこを勝ち上がったチームが対戦するようにするかです。共催としたからには、少なくとも決勝トーナメント以降は両国を行ったり来たりすることにしてほしいです。実際、札幌、宮城から、大分や神戸に移動するのも、韓国へ行くのも時間的にそう差はないでしょうから。

 こう仮定した上で予選リーグでは4グループが日本で行われます。グループの6試合を2つの地区で分けて行えば、各地区3試合です。地区的には、札幌と宮城、埼玉と茨城、横浜又は新潟、大阪と神戸が組むのが近いでしょう。となると茨城、静岡、大分、があふれる。静岡は横浜と組んでもいいが。というよりはじめから大分は日本のどこと組んでも不便である。さらに言えば近くても札幌と宮城や埼玉と茨城は移動が便利だろうか?地域バランスはうわべだけで実質的な効果があったかと言えば、ちょっとそれもいいがたいものがある。何だったんでしょう、地域バランスって。う〜ん、今日は収拾がとれなくなってしまった。(96/12/26)



 今日思うこととしては、がっかりしていた自治体もそのうちわすれてしまうのかなということです。落ちたところは使おうとしていたお金を有効に使ってほしいものです。このご時世でお金がないと言って下りた広島市はむしろえらいと思う。実際、あまり盛り上がってなかったようですし。

 しかし今になって思うことはどうしてイベントをする度にこんなにごつい建物を作るのでしょうか?予選リーグなんて観客収容能力が4万人もいらないと思うんですけどね。2万人くらいでその代わりに芝や控え室を充実させる等してほしい。そんなでかいものはそう使うものじゃないんだから。とにかくお金をかければいいという発想にはどうも解せないものを感じる。結局、やはり設備で決まってしまった。

 何はともあれ、10会場に決まったわけですから、このあとは何とか成功するように見守りたいところです。それから韓国側は大韓サッカー協会長の鄭夢準氏が、「98年に開催都市が決定されるだろう」と語ったと、28日付の新聞に出ていました。韓国もやはり15都市くらいが立候補しており、その絞り込みが今後の焦点になってくるでしょう。ということで、緊急特集はこのへんで。(終、96/12/30)

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