8月14日(土) 韓国旅行記2日目
 昨日の夜、遅かったので朝起きるのがつらかったが、ホテルの料金には朝食料金も含まれている(55,000ウォン)だったので、貧乏性の私は食べに行った。アメリカンブレックファストと和食(確かに和食と言った)のどちらがいいかと言われたので、和食にした。

 出てきたものは和食とはいえ、当然キムチや塩辛のついた韓国的なもの。でも、味噌汁は確かに日本の味噌汁と同様に薄味のものだった。これがテンジャンクッだったら、最高だったが。まあ贅沢は言ってられない。味はまあまあだった。塩辛は辛くて韓国の味だった。

 その後、買い物や帰りのチケットを取るために出かけた。よせばいいのに、生活韓服などを着て出かけた。しかもこれは生地がかなり厚いものだったので、汗だくだくになった。それを着てまずは旅行会社へ。
 「富山か小松か新潟か大阪で16日に帰る便に空席ありますか」と尋ねた。
 「福岡なら1席ありますけど」
 「いや、福岡はちょっと(富山までが遠い)。」
 「あ、大阪にありますね。」
 「先にそれを調べんかい!(心の中で)」

 というわけで、帰りの便は取れた。その後、恒例の最新歌謡の購入にミドパの地下のパワーステーションに向かう。まだ10時前だったが、行ってみると開店は10時半からで、これでは時間があるので、妹から頼まれていた化粧品を買いに、ロッテデパートの免税店に。そこで用件を済まし、免税店内にある無料のジュースコーナーでちょっと休もうかなどと考えてそこに行ってみたものの、レイアウトが変わっており、それと同時にジュースの無料コーナーが消えており、コーヒーだけが無料だった。仕方がないので、果肉入り梨ジュースを買って飲んだ。好きだなあ、この味。それにしても私は貧乏性だ。

 それを終えて、ようやくミドパへ。やっぱり本場は違う。買いたいものが目白押し。とにかく安く仕上げようということで、テープを買った(1本5000ウォン弱)が、それでも全体合計で、1万ウォンくらいになった。何本買ったんだ。17本だ。それにCDが2枚。買いすぎ。それでも、10万ウォンにはいかなかった。つまり1万円いってないと言うこと。安いなあ、韓国は。それでも、帰ってきてからあれも買っておけばよかったと後悔するのだが。

 その後、光化門の教保文庫へ。バスに乗って行こうとしたが、ここでちょっとしたアクシデント。普通、ミドパの前を通るバスで光化門行きの表示があるバスに乗れば、そこに行くのだが、私が乗った46番高級座席バスは思わぬルートをたどった。私はバスに乗り込んで、安心して、持参したウォークマンでさあ何を聞こうかと、テープを包んでいた包装のビニール(ではないか?)をいそいそとはがしていた。気がつくと、横に高架道路が見えた。あれ、こんなのあったっけ、と思ってみると目の前に南山タワーが見えるではないか。バスはミドパ前を出てからすぐに右に曲がり、江南方面へ向かっていたのだった。そういえば、このバスに前も乗ったことがあるぞと思ったが、遅かった。すぐに降りる準備をしたが、結局次のバス停は南山の下のトンネルをくぐり抜けて、漢南洞の壇国大学校の前まで行った。久しぶりに来て間違えるなんて、我ながら恥ずかしい。

 まあ、それはさておき、道の反対側にあるバス停から市内へ戻ることにした。うまく光化門行きのバスは来なかったが、その近くを通るバスがあり、ついでに韓国観光公社の案内所に寄ってから行くことにした。そこでは、無料でもらえるSeoul Scopeという小さな情報誌を入手。何かいいコンサートはないかと見てみたが、あいにくあまりいいのはなかった。その時点では翌日に大学路に行って何かやってないか見に行くつもりだった。

 長い道草の後、ようやく教保文庫へ。まず日本語書籍のコーナーへ。そこはかなり充実しているので、私の本もあるのではと期待したが、見あたらなかった。以前は売られていたようだが。まあ、それはあっさりと終わって、韓国語の勉強のための教科書を3冊ほど買う。日本に帰ってきてから気づいたが、以前買っていたものもあった。いかに勉強してないかが分かってしまった。

 教保文庫ではサヌリムのテープも買って、向かいの郵便局へ行き、今買ったものを日本に郵送してもらうことに。いつもながら、てきぱきと1枚の段ボールで見事に箱詰めしてくれる包装アジョシの包装技術に感動。自宅の住所を書いて日本に送った。

 その時点で、1時を回っていた。約束は2時に建国大学のパパイスというファーストフードの店。でも、暑くて生活韓服を着替えたかったのと、荷物を置いていきたかったのとでホテルに寄ってから行った。地下鉄に乗り、5,6分遅れて待ち合わせ場所に到着。以前、毎週のように会って日本語、韓国語の勉強をしていたJHさんとSJさんに再会。私のだらしないTシャツとジーンズという格好を見て、会うなり「青少年のようですねえ」と歓迎のお言葉。すぐにそこを出て遅い昼食に。

 私の希望でトッポッキを食べに行った。2人前を頼んだが、チョル麺の量が多くて3人でも全部食べきれなかった。それにしても、あのジャンキーな味は韓国だなあと実感する。その後、近くのカッペ(cafe)へ。何でもJHさんが、4月にソゲティング(1対1で紹介されるお見合いのようなコンパ、でもお互いの友達が紹介するのであくまでもコンパ、「ソゲ」とは)とをしたところだそうだ。行ったときには誰もいなかった。店のお兄さんもさぞかし暇そうで、何か持ってくる度に、「いい雰囲気でしょう」とか「いい音楽でしょう」とか話しかけてくる。でも、1時間後くらいに、「まだ帰りませんよね」と聞いてくるのはちょっと。(単に彼がトイレに行きたくて店の人間がいなくなるからだったのだが。)

 そこでは、いろいろと話をした。SJさんが成形手術をして、二重瞼にしたとか(あまりに細かく尋ねるものだから、自分も試したいのかと言われた。いくらかかったのかは教えてくれなかった。)、ソゲティングの後うまくいっているのかなど。私もずけずけとプライベートなことを聞くものだ。でも、それにきちんと答えてくれるのはありがたい。(でも成形にいくらかかったのかは教えてくれなかった。。。根に持ってるのか俺は)

 結局、そこに1時間30分くらいいただろうか。帰ることには結構客も増えていた。そこで別れて江辺のテクノマートという電気製品売場がメインのビルに寄って、それから次の待ち合わせのため、地下鉄4号線のスユ駅へ。いつものクシャおじさんといつものタバン(茶房)で待ち合わせ。そこで、インスタントの甘いコーヒーを飲み、出かける。

 夕食は最近出来たという焼き肉食べ放題の店。そんな日本のようなところがあるのかとちょっと心配したが、駅から7,8分歩いたところにそれはあった。確かに食べ放題の形式で、肉はカルビ(輸入物)、ロース、サムギョプサル(豚バラ肉)、鶏、コプチャン(牛の小腸)、おかずには当然、キムチ各種、サラダ、ムルキムチなど。ご飯もあれば、テンジャンクク(味噌汁)、そしてデザートのシッケやスジョングァも食べ放題。これで、7千ウォン。びっくり。安い。酒は有料とはいえ、こんだけ食べて700円かよ、スタミナ太郎も真っ青という感じだった。何でもソウル市の郊外の方にはこういう店が増えているそうだ。貧乏な旅行者にはもってこいかもしれない。

 その後、当然のごとくノレバンへ。クシャおじさんに合わせて、年齢層の高い曲を歌うのもいつもどおり。ただ、途中で猛烈な腹痛に悩まされてトイレに行くことになったが。私は当然のように歌うが、最近の曲についていっていないため、歌えないのが残念だった。そこで、1時間半くらい歌ってお開き。10時過ぎとかなり早いお開きだったが、腹の調子が思わしくなかった私にはありがたかった。ホテルに帰ってテレビを見ながら(イソラのプロポーズだったような気がするが。)、いつのまにか眠っていた。(次の日へ)