12月17日(日)
 宿は嫁さんご一行のホテル、忠武路のアストリアホテルにした。昨日の動きでは安い旅館を探して回る暇などなかったからだ。そんなわけで、朝食から、ご一行様の案内を手伝うことになる。まずは、嫁さんが知っていた明洞のソルロンタンの店に。昨日、結構夜遅かったこともあって、あまり食欲もないが、それでも、ほとんど全部食べてしまったと思う。

 その後、ロッテ百貨店を案内することにしていたが、9時半にならないと開かないことが確認された。まだ9時頃である。そこで、1人が朝鮮人参を買いたいと言ったので、自分が知っている南大門市場の店を案内した。そこは特別に安いとか言うこともないのであろうが、以前自分が韓国にいる間に、母親と妹が遊びに来たときに偶然立ち寄って以来、ずっと買っている店である。

 店には、すっかりなじみの店のお兄さんはいなかったが、それでもいくらか勉強してもらった。その嫁さんの職場の人たちは朝鮮人参のエキスやユズ茶などを購入していった。自分は何も買わないつもりだったが、年末の挨拶と言うことででかい箱に入った韓国の食器2つと来年のカレンダーをもらったので、何も買わないのは悪いと思い、竹塩歯磨き粉を買った。

 そこを出て今度こそ、ロッテ百貨店へ。そこは相変わらずの日本人の多さで、ブランド品を買い求める日本人でごった返していた。自分は頼まれていたものがあったのだが、それは見つからなかったので特に何も買わなかった。その後は地下の食料品売場を簡単に案内して、雰囲気を味わってもらい、明洞を歩きながらホテルに戻った。

 チェックアウトを済ませ、再度明洞に向かい、そこからバスでご一行は金浦空港へ。私は空港までは見送りに行かず、バス停で別れた。ようやく1人になり、私はいつものCD・テープ買いに走る。好きなミドパ百貨店地下のパワーステーションへ。それにしても、相変わらず、ミドパ百貨店の1階は客が入っていない。経営が思わしくないはずだったが、いまだに営業しているところを見ると大丈夫なのだろうか。不思議である。

 何はともあれ、CD・テープを求めて中をいろいろ回る。「おー、Jの新譜だ。」「これが、ソ・チャンヒの最新音盤か」などと1人で感動しながら、結局20くらい買ったかな。テープが多いので、これだけ買って10万ウォンちょっとであった。だいたい、CDが1万ウォン、テープが5千ウォンといったところか。

 その後は、韓国の小さい手帳が買いたくて、近くのウルチロ書籍にいったが、望んでいた手帳がなくて結局買わなかった。時間が余った。ぶらぶらと鍾閣まで歩く。国税庁の入っている目に付く建物(名前忘れた)ものぞいたものの特に自分の気にいるものはなかった。その後、T-ZONEにも行ったりしたが、そこは日曜で休み。和光のようなところだ。結局またウルチロに戻る。

 そういえば、電子日韓辞典がほしかったんだと思い、ロッテ百貨店に入る。ほしかったものは20万ウォンした。竜山とかならもっと安いんだろうとは思いながら、時間を惜しんで結局3分くらい悩んで買った。使ってみるとなかなか使えそうだ。韓英辞典もついているし、漢字辞典もついている。なかなかである。さらにお買い得だったのは、陽暦、陰暦の変換機能がついているところか。これで、今年のソルラルはいつだろうとか悩まずにすむ。

 その後、またミドパ地下のパワーステーションに戻る。嫁さんとそこで待ち合わせをしているからだ。そこで、無事待ち合わせて遅い昼食を取りにいく。ちょっと歩いて最初に見つけた粉食屋に入る。私は好きなラーメンを食べ、嫁さんはこれも好きなスジェビを食べる。嫁さんも食べたかったようである。

 それにしてもこんなことをしていていいのだろうか。気がつけば2時40分近い。この後は3時からのヤン・ヒウンのコンサートを見に大学路に行くのだ。間に合うのだろうか。余裕こいて食べ過ぎていた。さあ、行かねば。と4号線の明洞駅を目指したが、結構距離があるではないか。知らないうちに1つのビルがスポーツジムになっていて、前でお兄ちゃんがデモンストレーションで踊っていたりする。いや、それはいいのだ。コンサートを目指さねば。だがしかし。やはり遅れてしまった。相変わらずの余裕のない生活である。

 まあ、とりあえず会場には着いた。間違えて地下に行った後、5階の受付まで行こうとしてエレベーターに乗った。しかし、そこで待っていたのは、「開始後の入場はご遠慮ください」という内容の張り紙。一瞬、あせったが、受付まで行くと難なく入れてくれそうだった。少し待って、入場。会場は200人以上入っていたと思うが、小劇場の雰囲気であった。

 自分たちが入った後は誰も来ないだろうと思っていたが、後から20分くらい1,2人と入ってきていた。やはり、私以上に時間にいい加減な人も多い。内容はあまり覚えていないが、一応「ライブエ カジャ」に書こうと思う。

 コンサートが終わって、晩飯の約束である江北区のスユ駅へ向かうのだが、まだ時間があったので、またぶらぶらした。途中で中古ビデオを打っている露天売りがあったので、そこをのぞき、「ネ マウメ プングム(私の心のオルガン)」と「チュユソ スプキョク サゴン(ガソリンスタンド襲撃事件)」の2本を買った(1月4日現在まだ見ていない)。嫁さんも何か買っていた。

 さて、いよいよスユ駅に向かう。クシャおじさんとの飲みである。いつもの茶房(タバン)で待ち合わせる。その教え子のような存在の金星さんと金星さんの奥さんも来ていた。自分よりも嫁さんの方がよく知っている感じである。まあ、いつになくクシャおじさんは会うなりすぐに政治の話になり、金大中はだめだという話になった。ノーベル賞も内政をほったらかしで、ロビー活動に励んだからだとか、自分の出身地の者ばかりひいきするだとか。クシャおじさんの出身地が江原道だからそれも当然か。江原道の扱いは前々からも低いと感じる(ワールドカップの開催地がない)が、これはどういうわけか。

 まあ、そんな話も聞きながら寒い外を歩いて前にも行った焼き肉のバイキングの店に行った。しかし、相変わらずの盛況であり、入れなかったので、普通の焼き肉屋さんに行った。クシャおじさんは、相変わらずはじめから焼酎をがんがん飲む。60過ぎてるのに飲みっぷりはすごく、焼酎杯をぐっと飲み干す。そして注がれるととても嬉しそうな顔をする。本当に大好きでたまらないという感じである。金星さんは車で来ているそうで、まともに飲めるのが自分だけなので、ほとんど差しで飲んでいる状態になる。2本あけたから、1人あたり1本は飲んだことになるのだろう。その時はどうということもなかったが、あとから効いてきてホテルに戻るとバタンと寝込んでしまった。まあそういう状態だったが、食後のテンジャンクク(韓国的味噌汁)がうまかったことは、はっきりと覚えている。

 さて、焼き肉屋のあとはお約束でノレバンである。しかし、何を歌ったのかさっぱり覚えていない。「アパート」はクシャおじさんが歌った記憶はあるが。だめだ、思い出せない。  ノレバンのあとは金星さん夫婦がお帰りになり、3人でまた軽く飲んだ。だが、それもあまり覚えてない。センマイを食べていたかなあ。

 結局、クシャおじさんとは、3次会で別れた。その後は私もしんどかったはずなのだが、今回どうしても行きたかった東大門市場に行った。ミリオレとか、今よく日本で紹介されていて、熱いとされているところに行ったことがなかったからだ。行ってみて、確かににぎわっていた。男が行ってもそれほど面白くないかもしれないが、買い物好きの女性にはたまらないのではないだろうか。飾り付けもあまりなく、ひたすら服などを売ることに徹している。そういえば、今見ているドラマ「女子萬歳」でも、チェ・シラやチェリムが買い物してたなあ。

 その後は、結果的に終電となる地下鉄で忠武路まで行き、さっきも書いたようにホテルに着くなり、寝込んでしまった。こうして、明日は帰るだけになってしまった。やはり2泊3日は短すぎる。

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