| 二つ分のアタッシュケースを持った俺が、大佐に続き家の中へ入り込む。 さて任務は迅速かつ見破られぬうちに遂行せねばと、企む俺の思惑を 知ってか知らずか、無防備な背中を見せたまま、大佐は寝室横を通過する。 このチャンスを見逃すようじゃ、天下のマスタング組体力でスカウトされま した部門筆頭と言われる俺でもダメダメだと解るので、さっとアタッシュケース を壁に凭れさせ、大佐の手首を引いた。 訝しげに首を傾げる大佐の手首に、そっと唇を落とし頚動脈に沿って 舌を這わせると、熱い何かに触れたかのように大佐はビクリと震えた。 「なっ…なんのつもりだハボック『コイツ まさか…?』」 「お、大佐 察しイイっスね その『まさか』…こんな時じゃねェと大佐の本音 聞かせて貰えそうもないですし」 掌の上を滑って、指先まで運んだ唇でそのまま大佐の人差し指を甘く齧る と、大佐が手にしていたアタッシュケースを落とし本気で逃げ出そうと、力を 込め身を捩った。 「ふざけるなっ!放せハボック!!『コイツ…何を考えているんだっ!冗談じゃ ない クソッ…この馬鹿力め…ふり解けん…』」 「無駄っスよ 手袋ナシで俺に力比べじゃ大佐が勝てる筈ないでしょ」 「うるさいっ!『お前のたまに見せる上から目線はムカつくんだっ!』」 「ヘェ…大佐 俺が何言っても涼しい顔してるからコタえてないのかと思って ましたよ…大佐本音ではそんな風に思ってたんだ?」 ニヤリと笑って指を齧る力を少し強めると、大佐の頬は本音を暴かれる 羞恥で赤く染まった。 「そんなに聞きたいなら言ってやる!ムカつくムカつくムカつくーーっ!!」 「ハハ 大佐子供みてェ」 唇を噛み締め、これ以上口を開いてやるもんかと横向かれたのは好都合。 ヒョイと足を掬って抱きかかえ、大佐が暴れる前にベッドへと圧し掛かる。 「ハボッ…いい加減にしろっ!!」 台詞の後に洩れる言葉がないのは、今のが間違いなく本音だからだろう。 勿論ココでやめるぐらいなら、ハナからこんな昼日中の職務時間に襲いかか ったりする訳ない。 制服をあまりクシャクシャにしたり、まかり間違っても破ってしまったりしたら 洒落にならないので抵抗は最小限に済むようにしておかないと。 肩から続く飾り紐を手早く外し、大佐の両腕を一つに纏めると、その紐を ベルトで固定、ベッドヘッドの飾り細工の隙間を通して大佐が頭上に手を 纏められた形に拘束する。 「ふざっ…ハボック放せっ『この莫迦犬っ!本気なのか!?』」 「大佐 案外危機感薄いっスね この状態でまだ本気かなんて思ってる辺り」 何とか身を起こそうと、大佐がそちらに気を取られている隙に、ズボンの ジッパーを下げそのまま下着ごと抜き取りベッド下へと放り捨てる。 「うっわ…エロ…」 陽光の下白いシーツの上で、上半身はきっちりとした軍服なのに下半身は 何一つ身に纏っていないというアンバランスさは、ぞくりとさせるぐらい艶やかだ。 唇を噛み締め、斜め下から俺を睨むその表情すら、俺を狩り立てる。 大佐の頭の下にある枕を抜き取り、腰の下へ差し込み細い足首を握って 思いっきり開脚した形に持ち上げると、大佐の奥まった蕾が眼前に来る。 そのあまりに恥ずかしい姿態に、大佐がひゅっと咽を鳴らした。 初めは、何もしてやらない。 悔しそうに羞恥で頬を染め、うっすらと涙がかった視線の持つ蠱毒は、俺の理性 を麻痺させる。 ゆっくりと身動き取れない大佐の、恥ずかしい箇所を視線で姦し、震えが大きく なるのを楽しむ俺は、我ながら性質が悪い。 「大佐…何? もう待ちきれねェの ココひくひく蠢いてるんだけど」 太い指先で、熟れた色した肉襞の周囲を突付けば誘い込むようにキュッと蕾は 締まる。縁をなぞるようにして何度も指を周囲に這わせれば、大佐の昂ぶりも それに合わせてゆっくり熱を持っていった。 「大佐 見られてるだけで…感じてるんだ?」 俺の含み笑いに、大佐の唇を噛み締める力が強まった。このままじゃその薄い 皮膚が破れてしまうだろうから、もうそんな余裕すらなくしてやろう。 前を触れたりせず、太腿へと下ろした掌の固定する力を強めると、俺は大佐の蕾に 舌を捻じ込ませた。 「ヒィ…やっ…ヤダッ やだハボック!やめろっ」 必死で首を振って、足をばたつかせるけれど不自然な姿勢からの抵抗はたかが 知れていて、俺は時折背中に当たる足先を気にすることなく舐める動作を続ける。 唾液を落とし、ゆっくりとほぐし動きが滑らかになるよう奥まで舌を差し込むと、背を 反らした大佐の目から涙が零れた。 快楽に流されまいと、必死で突っ張る足先はもう抵抗する余裕もないようで、 手に余裕が出来た俺は指で大佐の襞を掻き分け、秘められた箇所を覗く。 ************************** 微妙なところで続くですみません |