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「うっわ 昼間見るといっそう肉色って感じっスね太陽とか外の空気とか全然 知らない大佐の奥の部分」 「もっ…やめ…『ヤダッ いやだ…見る…な…』」 「そんな事言いながらコッチおっ勃ってますよ 触ってもないのにエロいなあ」 ピンと硬くなった大佐の昂ぶりを指で弾くと、顔を逸らした大佐の目からポロポロと 新しい涙が零れる。 「…気持ち…いいんでしょ?…ね 本音聞かせて」 「い…やだ…『わ…かんな…ハボが…ハボックが触ると躰が熱くなって…あっ…』」 蜜をとろとろと零しはじめた大佐の先端に、ちゅっと唇を落とし舌先で擽る。 「やっ…やだっ!『ふ…あ…やぁ…っ熱っ…』」 「熱い…じゃなくて 気持ちイイ…ほら言ってみて?」 「やぁっ…あんっ『あ…気持ち…いい……違っ…いやだ…おかしくなる……ハボの 莫迦…こんな事無理矢理言わせるなんて悪…趣味にも…あっふ…イヤだっ… あっハボックの舌が やっ!やだイヤダ そんな所に触るなっ あ…気持ちイイ そこ…やぁっ…違うっやだっ…』」 鈴口や根元に這わせていた舌を、何度か往復させ指で扱くと、大佐はくっと 咽奥で小さな悲鳴を洩らし、達してしまった。 無理矢理言わされる本音と、快楽に流される躰のせいでプライド高い大佐の 心はグチャグチャになっているようで、必死でそらした顔は涙に塗れ、俺と目を けして合わせようとはしてくれない。 …大佐の心を知りたかったのは本心だけど、…この人の矜持まで踏みにじり たかった訳じゃない。 大佐の頬に掌を添わせ、そっと耳朶に囁きかける。 「大佐…俺を見て…?」 泣きじゃくりながら首を振る様子は、頑是無い子供のようでますます俺の罪悪感 を煽った。 「…こんな事した 俺を…嫌いになりました?」 横を向いたままの頬に、涙と汗のせいで張り付いた黒髪が艶かしい。 「いつも…不安になるんです 俺なんかより大佐に相応しい人は一杯いるんじゃ ないかって…大佐に一言『お前はもういらない』って言われたらそれまでなのかって だから…大佐の本音…聞きたくて…ごめんなさい…大好きです」 「…お前…じゃなかったら…こんな事…しでかした奴 即座に消し…炭にしてやる」 唇を噛み締めていた大佐が、視線を背けたまま かすれた声で途切れ途切れに 言葉を紡ぐ。 「最高の殺し文句っスね…でも…大佐がそうしてくれるなら…悪くないかも」 「ふざけるなっ!お前なんか一生私の傍でこき使ってやる『イヤだ…お前まで… いなくなるなんて…許さない…』」 正気の大佐なら、絶対唇を閉ざして言ってくれなかったであろう気弱な言葉。 小さく震えたまま、まだ俺と目を合わせてくれない大佐の頬を持ち上げ、そっと 唇を重ねた。 そういや、まだ今日はキスすらしていなかったと今更気付く。 「…まだ…足りないでしょう…大佐…?弄るつもりはないんスけど俺がいつも …最後は後ろにツッコんでイクように仕込んじゃったから…」 歯列を割って舌を絡め、口腔の隅々までその甘い唇を味わう。 呼吸が続くまで貪ると、徐々に強張っていた大佐の体から力が抜けてた。 「もうこれで終わりにしますか?疲れたなら寝ててください」 火照った頬をゆっくりと撫で、選択を委ねるのは優しさなんかじゃなく、自分が 必要だといって欲しい俺のワガママ。 その恣意に気付いているのかいないのか 「して…くれ…」 と小さな、消えそうな声が大佐の唇から洩れた。 真っ赤に染まった顔と、潤んだ瞳は変わらないけれど声に含まれた熱は見る者を 魅了し、熱狂的に誑かす。 ごくりと喉を鳴らした俺は、自分の興奮しきった剛直をゆっくり大佐の蕾へあてがい 沈めていった。 きゅっと挟む肉の感触と、蕩けそうな熱さ。脳裏が快楽だけに支配されて、無我 夢中になって大佐の腰を持ち上げると何度も突き刺す。 「大佐…愛してる…」 「あっ …あんっ『や…ソコッ…気持ちいいっイクッ…! ハボ……好…き…』」 限界を迎えると同時、大佐の昂ぶりからも白濁が吐かれ俺と大佐は同時に達した。 「下司 ヘンタイ 鈍感 強姦魔 色情狂 スケベ エロ男」 何を言われても、ごもっとも仰る通りとしか返せない俺は背中に罵詈雑言を うけながら、全ての書類に付箋で書類の要訳をまとめ貼り付けてる。 …大佐の仕事の少しでもお役に立つようにのつもりだが…俺のまとめより大佐が 一読した方が早いし正確なんじゃないかと思うんだけど、これだけの無茶をして おいて私に休ませる時間も与えないつもりかと言われては、反論不可能だ。 「バカ犬 いやこれは犬に失礼だな ただの莫迦に訂正しようエロ脳ミソ男」 しかし少し集中させて貰えないだろうか。恩を売るつもりはまったくないけど(むしろ これは罪滅ぼしだし)書類が遅れりゃその分中尉の風当たりが強くなるのは、大佐 だって承知だろうに。 くるっと振り返って、視線が合った俺に大佐は何か言いたい事があるのかと睨んで きたけれど、今はその仕草すら可愛く見える。 「薬 抜けたようでよかったっスね」 「…それで恩を売ったつもりか 帳消しになるとは思うなよ」 「思いませんよ …愛してますよ 薬抜きの返事くれませんか?」 俺がそう告げてニッコリ笑うと、大佐は口を何度かパクパクさせて、頬を染めたまま そっぽを向いた。 ***************************** まったく ほのぼのじゃない |