キンクロハジロ −金黒羽白|Tufted Duck−

写真:オス
2005.2.2 不忍池:東京都台東区
(EX-P600+2xテレコン)

■オスの識別ポイント■
 水に浮いている時、身体の側面が白く見えるのがキンクロハジロのオス(背中まで白ければスズガモです)。他の特徴は頭にぴょこんと飛び出した「アホ毛」と、金色の目。立ってる姿(写真左)はまるでペンギン。

■大きさ■
 やや小さめ。ハシビロガモと同じくらい。

■生息■
 ユーラシア大陸の北部で繁殖し、冬になると南部やアフリカに渡る海水ガモ。日本にも渡り鳥として現れるものの、北海道の道東では繁殖する個体もいるらしい。
写真:メス
2005.2.14 不忍池:東京都台東区
(EX-P600)

■メスの識別ポイント■
 オスとほぼ同様の形で、腹部が黒いのがメス。アホ毛はオスより小さめながら、ちゃんとあります。

■和名■
 金の目、黒い身体、羽根が白。表意文字文化圏に住んでいるのに感謝したくなるくらい、わかりやすい名前です。

■鳴き声■
 キュッ、クルッ、という感じ。滅多に鳴かないが、鳴くときは一斉に鳴くらしい。不忍池で一斉に鳴きだした時はびっくりした……


なにガンくれとんじゃい!
2004.1.29 不忍池:東京都台東区
(QV-R40)

■見ていて楽しいカモ■
 横から見るとのんびりした顔つきのキンクロハジロ、正面から見ると恐ろしく目つきが悪い。不忍池、伊豆沼などには大量に来ているため、オオハクチョウやオナガガモのような「群像劇」も楽しめる。

■写真を撮るのは実は大変■
 ツートンカラーの身体が凛々しく楽しく、見ている分にはいいものの、写真を撮るのは実は大変。白い羽根の質感は白飛びしやすく、黒い羽根の質感は黒つぶれしやすいから、両立にはそれなりの腕を要求される。高級デジカメを買ったりしたら、まず腕試しに撮ってみてもらいたいカモ。
 キンクロハジロはいわゆる「海ガモ」の仲間。水中で貝を捕って食べているため、時々いきなり潜水して、あらぬところから浮いてくる。でも不忍池や伊豆沼では、オオハクチョウやオナガガモと一緒に、パンの耳や種籾を食べていたりもする。
 不忍池ではボート池の帝王というくらいどっさり来ていて、毛繕いなどの姿が間近で見られる。
 筆者個人がいちばん気に入っている種類のカモで、見ていて本当に飽きない。

キンクロハジロギャラリー

猛然……に見えない……ッ
2005.11.26 不忍池:東京都台東区
(*istDS+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6)

 水上をものすごい勢いで泳いでくるキンクロハジロ……なのですが……写真に撮るとそう見えないのは、やっぱりこれ、顔つきの問題なんだろうなぁ。

ふさふさ
2005.11.26 不忍池:東京都台東区
(*istDS+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6)

 今まで見た中で最も癖毛の盛大なキンクロハジロ。
 そうかぁ。彼らの髪型って、根本的にオールバックなんだなぁ……とか、相当どうでもいいことを考えながらシャッター切ってました。

なんなんですかアナタ
2005.11.4 浮間公園:東京都北区
(*istDS+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6)

 すごく迷惑そうな顔をされてしまいました。

目が、目が〜@@@
2005.2.4 不忍池:東京都台東区
(EX-P600+2xテレコン)

 なんでこんな写り方をしたのか、むちゃくちゃ謎な写真。シャッタースピード1/1000秒だから、動きを拾ってブレたとかの可能性はゼロ。うーん???

コンパクトにできてます。
2005.11.10 不忍池:東京都台東区
(*istDS+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6)

 餌を撒き始めた人がいて、鳥たちが一斉に飛んできたところを撮った。ピントがちょうど左上のキンクロハジロにきていて分かりやすい。
 オナガガモやユリカモメと比べて、寸胴で羽根がえらく短い印象。でもそれがかわいいんだよなぁ。



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