新コロナウィルスの感染が心配されるにもかかわらず、多くの受講生の皆さまの参加をいただき、2020年のキノコ入門講座がスタートしました。恒例の「去年のキノコ、今年のキノコ」では、昨年実施された観察会で確認した注目種や今年出会いが期待できるキノコについて大舘さんが解説されました。昨年の「テングタケ属入門」に続く「テングタケ属のキノコ1」として、テングタケ亜属のキノコを池田さんが解説されました。長谷川さんからは、昨年の「イグチ類入門」に続く「イグチ類のキノコ1」として、イグチ科の4属のキノコについての解説がありました。
傘がビロード状、管孔と孔口が同色で、幼時白から成時淡紅色になり、苦みのあるものが多くあるニガイグチ属に属するミドリニガイグチ(左上)

傘がビロード状で粘性がなく、管孔は黄色で孔口と同色、孔口は大きく角形などの特徴を持つアワタケ属に属するキッコウアワタケ(左)


















傘に条線があり、外被膜が膜質、ツバが膜状であることからタマゴタケ節であることが同定されたミヤマタマゴタケ(左)
脆い材質の外被膜  膜質の外被膜の
ベニテングタケ       タマゴタケ
あり
なし
 大舘さん(右)による「去年のキノコ今年のキノコ」では、昨年実施したキノコ入門講座主催のセミナーや観察会、キノコ入門講座スタッフが講師を勤める市民講座で観察できたキノコの紹介とそれらの観察会で今年出会いが期待されるキノコの解説があり、今年の観察会への期待が高まるお話でした。
2月のキノコセミナー
2月15日(土) 方南共同ホール 参加27名
2020年のキノコ入門講座がスタート
「去年のキノコ今年のキノコ」
「テングタケ属のキノコ1」「イグチ類のキノコ1」
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管孔が離生で孔口と同色、柄に粒状鱗片があるなどの特徴をもつヤマイグチ属に属するスミゾメヤマイグチ(左)

管孔が黄色で幼時孔口が白い菌糸でおおわれ、柄に網目や粒点があるなどの特徴をもつイグチ属に属するムラサキヤマドリタケ(下)

 長谷川さん(右)による「イグチ類のキノコ1」では、もっともイグチ類らしい形をした種の多いイグチ科のきのこの特徴と見分け方が解説されました。
ツバ(内被膜)のない      ツバ(内被膜)のある
バライロツルタケ           ツルタケダマシ
テングタケの所属節のきのこの同定は
傘の条線の有無 → 外被膜の材質 →内被膜の有無と材質の順で観察
(右)しますが、池田さんは、さらに傘の色を加えて観察するという、独創的な観察法を解説されました。
 池田さん(右)による「テングタケ属のキノコ1」では、傘に条線(下)があるという共通の特徴を持つテングタケ亜属のきのこの特徴とその見分け方が解説されました。
光が丘公園で始めた観察されたベニセンコウタケ(上)

森林公園でいくつも観察されたキタマゴタケ(右)
森林公園の夏の観察会(左)

昨年の観察会でよく見られたニオイクロハラタケ(下)