淡々としていなくもない日常。>日記・雑記目次 >2001年07月の日記

◆2002年07月の日記◆

  • 010703 帽子を買う。
  • 010704 キャラミルで性格判定。
  • 010706 話すことと書くことと。
  • 010707 A.I.(ネタバレはなし)
  • 010709 ちょっとした感傷など。
  • 010710 一粒の砂から世界が見える?─毛様体神経節─
  • 010713 実はテスト前です。
  • 010717 だから本人の自由なんだってば
  • 010718 床の上のスイッチには注意すること。
  • 010720 心身ともに整えて。
  • 010726 やっと状況が一段落。
  • 010728 K病院喘息児サマーキャンプ(一日目)
  • 010729 K病院喘息児サマーキャンプ(二日目)

    010703 帽子を買う。

    久方ぶりに帽子を買いました。白い、綿の帽子です。あんまり暑いので少しでも熱の吸収を妨げようと思いまして。

    「白い帽子は、日光を反射するから余計に日焼けするんだって」と友人には言われました。しかし、この暑いのに黒い帽子なんかかぶる気になれません。熱の吸収が少ないということは熱(および光)を反射するということで、涼しくありながら同時に日焼けも防ぐ、という帽子はなかなか考えにくいですね。うーむどうしたものか。まあとりあえずしばらくは今日買った帽子で過ごしましょう。

    しかしまあ、今日は暑かったですね。おかげで、二時間続きの解剖学が、一時間でおしまいになりました。「暑いから今日はもうやめよう」というわけです。教室にはクーラーが効いていたからあまり理性的な判断ではなかったような気もしますけれども、先生も夏ばて気味でおつかれだったのでしょう。この暑いのに「腕神経叢(腕のつけねのあたりでごちゃごちゃしている神経の網目)」だのなんだの、細かくて複雑な神経の分岐といちいち付き合う気がなくなるのも分かる気がします。

    そうそう、今日発見したことは、「神経は真ん中から外側に向かって、枝分かれするだけでなく合流することもある」です。いってみれば、樹形図ではなくてアミダくじ型。ものすごく当たり前のことなんでしょうけど、今日まで気づいていませんでした。

    本日のBGM;pinkfloyd "leaning to fly"

    010704 キャラミルで性格判定。

    世の中にはいろんな心理テストがあります。キャラミルもそのひとつです。何でも、人付き合いのくせを判別してくれるそうで。

    で、やってみました。結果はこちらです。

    「うわ、当たってる」というのが感想ですね。わたしを知る方はぜひ、当たっていると思うかどうか連絡してくださると嬉しいです。

    どう当たっているか、というと、

    いやほんとその通りなんですよね。まあ、質問項目に上のリストに挙げたような内容は含まれていましたから、「ピッタリじゃん!」と驚くほどのことでもないのかもしれませんけれども。でも、上のような特徴が、8つある「タイプ」のひとつとしてあげられているというのは面白いかもなあ、と。

    母なんぞは、「Nは大勢の中でしゃべるの好きでしょう。目立ちたがりだし」なんて言っていました。しかし。大勢の前で話すのと、大勢の中で話すのは違うのです。壇上に立つのは嫌いではありません、むしろ好きです。あれって、ある意味ひとりごとですからね。ひとりごとではないにせよ、会話とは違うと思います。大勢の中、特に親しくもない人がたくさんいるシチュエーション、はっきり言って苦手です。ポジションがとりにくいのですね。一対一だと関係の中での自分の位置ってつかみやすいし、交代で話せばそれでいい。それなのに、三人以上になると急に難しくなるじゃないですか。しかも、周りに相手がたくさんいると、なんとなく、今話している相手に集中できなかったりして。

    本日のBGM;中島みゆき "空と君のあいだに"

    010706 話すことと書くことと。

    最近、文章を書く機会が増えました。このサイトもそうですし、学校生活でも、レポートがしばしば課せられるようになりました。

    書くことは好きです。レポートもさして苦になりません。

    さて。なぜか、書いたことについては話す気がなくなります。大事なことをメールに書いたりサイトに書いたりレポートに書いたりしてしまうと、誰かにそれについて口頭でたずねられても、話すのがおっくうになってしまうのですね。

    逆に、話してしまったことは、書くのがおっくうになります。授業についてのレポートを書く前に授業について語ってしまうことは、避けねばなりません。レポートが書けなくなるからです。

    その結果、なんだか口数が減っているのではないかと思うときがあります。無駄口は減らなくとも重要なことを語らなくなっている気がします。書くためには話せないし、書いてしまえば話したくなくなりますから。

    本日のBGM;Mr.Children "cross road"

    010707 A.I.(ネタバレはなし)

    巷で話題のA.I.、見てきました。

    映画館に行ったのはかなり久しぶりです。この前行ったのが「もののけ姫」(2年前?3年前?)ですから。行くまでは面倒でも、映画館はいいですね。入場料が必要で、暗くてほかにできることがなく、さらに周りも集中していますから、集中してみることができます。画面が大きいからなんだか雰囲気に飲みこまれますし。「映画館は疲れるから嫌いだ」と思っていたけどそれほどでもありませんでした。文化的な生活に一歩、近づいたかもしれません。

    これから見に行く人がいるのであらすじは省略します。ただね、画面のすごさにびっくりしました。CGとか、特撮とか。ストーリーをもし無視するとしても、画面の出来だけでも充分に見ごたえがあると思います。特にわたし、特撮大好きなんですよね。Independence Dayもよかったなあ、特撮という意味では。

    実を言うと…主役のDavidくんがあまりにけなげで、見ている間ボロボロ泣いてしまいました。映画館で泣いたのははじめてです。「タイタニック」なんか理解できなくて泣くどころじゃなかったのにね。やっぱり、恋愛ものより子どももののほうが好みです。

    そうそう、映画だし〜、というわけで、「映画占い」やってみました。(最近占いがマイブーム)わたしは「羊たちの沈黙」のクラリス(ジョディー・フォスター)なんだそうです。強くて干渉されるのが嫌いで信頼されているけど、実は頼れる相手を求めている、そうなんでしょうかねえ?ま、クラリスはあこがれだしよいとしましょう♪                   

    本日のBGM;AERPSMITH "I don't want to miss a thing"

    010709 ちょっとした感傷など。

    先日、うちの近くのコンビニが閉店しました。ここでわたしは毎週、ビッグコミックスピリッツの「最終兵器彼女」をチェックして、そのときついでにガムか飴かもしくはMINTIA(一種のラムネ)を買う、というのが習慣だったのに。わたしにとっては、絶妙な位置にあったんですね。店内の、コンビニらしからぬ微妙な暗さを愛していたのに。もちろん、その微妙な暗さは、そのコンビニが狙ってそのようにしていたわけではなく、わたしがここに越してきた頃(10年前?)くらいからそのままであったがゆえの、単なる老朽化だったのでしょう。そのような状態では、他の新しくてきれいでしかも立地条件のよりよいコンビニに負けてしまうのも仕方ないんでしょうねえ。

    さて、そのコンビニに引き続き、近所の書店も閉店しました。最後に行った時、書棚のひとつが完全に空いていて、あれ、と思ったのに、閉店するとは思いもよりませんでした。ある日、前を通りがかったら、「閉店しました」と張り紙がしてありました。その書店は、できて30年は経っていたと思われます。途中で改築したのか、床に段差がありました。ここもそういえば、薄暗かったですね。床が、コンクリートうちっぱなしで。いわゆるベストセラー以外、ハードカバーはほとんど置いてなくて。でも参考書と文庫は充実していました。文庫では岩波文庫。とうの昔に絶版になった本(堀辰雄だったと思う)を、ここで見つけて大喜びで買って帰った覚えがあります。そういう本屋ですから、とくに中学・高校時代は、おもに立ち読みでお世話になっていました。その後多少は反省しまして、どこにでも売っている本なら、その書店で買おう、と、決意するようになっていました。

    近所を歩いていると取り壊しの場面に行き当たって、さてここには取り壊される前何の建物が建っていただろう、と考えて、でも思い出せなくて、もどかしいような、さみしいような思いをすることはありませんか。今日ここで述べたコンビニも書店も、わたしはたぶん、少なくともしばらくの間は忘れないとは思いますけど、わたしが意識しない間になくなってしまった建物や店は、わたしが想像する以上に多いのかもしれません。                  

    本日のBGM;AERPSMITH "I don't want to miss a thing"

    010710 一粒の砂から世界が見える?─毛様体神経節─

    「一粒の砂から世界が見える」、これ、どこで聞いた言葉だったでしょう。昔から、好きな言葉の一つです。

    現在解剖学を履修中です。今日は、末梢神経学の授業がありました。これがじつは、何を言っているのかよく分からない。先生は好きなんですよ。先生の頭がよいのはよく分かるのです。全力で準備していらっしゃるのも分かるのです。きっと、この上なく効率的な授業をしてくださっているのだろうとも、想像できるのです。けれども、何を言っているのか、授業中にきちんとついていくのはほとんど不可能です。ひょっとすると、一夏解剖学に費やした後に彼の授業を聞けば非常に有益であるのかもしれません。

    「分からない」で済ませる、という手もあるのですけれども、それではあんまりなので少しは自分で勉強することにしました。と言って、どこからはじめればいいものやら。末梢神経だけとってみても、はじめてからずいぶん時間が経ってしまっています。

    というわけで、今日の授業内容でもっとも分からなかったところからはじめることにしました。毛様体神経節、です。そもそもノートに書いた漢字が間違っていた(「網様体」と書いていました。しかも毛様体がどこにあるかすらわかりませんでした)…見たことなかったんですね、その言葉自体。で、辞書的定義からはじめて、授業ノートに戻って、そういえば、と中枢神経の授業ノートを引っ張り出して、あれ?とアトラスを繰って…とさんざん格闘して、やっと自分なりに納得しました。結局、自律神経の定義から動眼神経核、三叉神経の分枝、眼球の構造、顔面頭蓋の構造など、かなり広い範囲にわたって学習(復習のはずなんだけど納得したのは今日がはじめて)する羽目になりました。まさに、「一粒の砂から世界が見える」。ちょっと大げさですか。

    ノートに図を書きながら学習していたのですけれども、せっかくだから文章化して頭をすっきりさせよう、というわけで下に書いてみました。たぶんどこかの教科書にはこのようにまとめて書いてあるでしょう。それを読めばすむことなのでしょうけれども、きれいな図はもらったプリントにも載っていたのですけれども、いったん自分の頭を通してもう一度論理を再構築して、やっと話がつながったなあ、と私自身は思っております。

    と言っても。ひょっとして間違い・勘違いがあるかもしれません。「ほんとか?」「ってゆーかそれはまちがいやろ」と思うようなことをもし書いていましたら、ぜひご指摘ください。お待ちしております。


    毛様体神経節(cilliary ganglion)

    眼窩内の,視神経と外側直筋の間にある小さい副交感神経節。

    通るのは、以下の3本である。

    ちなみに、Edger-Westphal核=動眼神経副交感核であること、また、交感神経はもともと血管を支配する神経であったこと、は、思い出しておいて損はない。

    交感神経・副交感神経はつまりSVEであり、内眼筋(毛様体筋・瞳孔括約筋・瞳孔散大筋)に分布する。このうち、毛様体筋と瞳孔括約筋は副交感神経支配である。これに対して瞳孔散大筋は、交感神経支配である。ゆえに、縮瞳時にはEdger-Westphal核経由で瞳孔の縮小が起こるのに対し、散瞳時には交感神経幹経由で瞳孔の拡大が起こる。

    ちなみに、瞳孔括約筋・瞳孔散大筋は虹彩の中にあり、毛様体筋は毛様体の中にある。毛様体筋が収縮すると毛様体突起が内側に向けて飛び出し、水晶体(レンズ)を引っ張る小帯線維が緩んで、レンズの直径は縮み、その結果レンズの厚みが増し、近くが見えることになる。

    虹彩・毛様体・角膜からの知覚は、鼻毛様体神経によって伝えられる。鼻毛様体神経は三叉神経の枝である眼神経から分岐する。「鼻」毛様体神経の名のとおり、鼻毛様体神経からは前・後篩骨神経が分岐し、鼻腔・副鼻腔の粘膜に分布する。眼神経の枝には、他に前頭神経、涙腺神経があるけれども、これら二つは総腱輪を通らず、また、眼の中に分布するわけでもない。


      

    本日のBGM;AERPSMITH "I don't want to miss a thing"

    010713 実はテスト前です。

    11日・12日と、更新をサボっていたNokoです。ちょっとだけ言い訳すると、現在テスト期間中なのです。12日(昨日)はドイツ語のテストでした。来週ももちろん、テストがあります。ほとんどの科目は、7月中にテストですね。ただし、解剖学のテストは9月です。

    かるちえ(byたけさん)でも取り上げられていたように、テスト前は「急性テスト前症候群」が蔓延します。別名「逃避行動」ですな。これ言っちゃ、身もふたもないですねえ。

    といってもそこはまだ2年生、そこまで深刻な流行には至っていないようですが…わたしは罹患しております。やたらと関係ない勉強がしたくなるとか、ぷよぷよにはまってみるとか。いや、「とことんぷよぷよ」なんて、やってる場合じゃないんですよ。もちろん。せっかく6時半には帰ってきていたのに夕飯をはさんで10時までぷよぷよやってたなんて、もちろん秘密ですってば。

    本日のBGM;AEROSMITH "I don't want to miss a thing"

    010717 だから本人の自由なんだってば

    最近なにかと用事がたてこんでおりまして。試験は、もちろんなのですけれど、それ以外にもいろいろと。少しばかり疲れがたまってくるとわたしの場合、感情が不安定になるようで、周りの人には迷惑をかけております。

    (そういうなかで、かおるさんの日記を読みました。いろいろ考えさせられました)

    こういうときって、自分と同じように努力していない(ように見える)のに同じ結果を享受している(ように見える)人に、ついつい腹を立てたりするんですよね。無茶苦茶理不尽なんですけど。それ以前に、自分がその相手のことを正確に見ているかどうかも、わからないんですけど。でもなんだか、「なんでわたしばっかり」と思ってしまうのですね。

    こんなにしんどい思いをしているのに、しんどい思いをしていない人と同じだけのもの(この「モノ」ってのがなにかが問題ですねえ)しか得られない。がんばったなら、がんばっただけのものがほしいのに。それだけのものが得られると思って、がんばったのに。それなのに、得られない。ならば、自分の努力は無駄ではないか。損したなあ、もしくは、あたしって間違ってたのかなあ、などなど、思ってしまうわけです。

    少し落ち着くと思うのです。本当は、努力するもしないも、本人の自由なのだなあ、と。この状況はいけない、とおもってなんとかしようとするのは本人の自由。評価や感謝を、他人に求めてはいけない。まあ、求めるのは仕方ないけど、そういうもんだとは思うけれど、求めて得られないからといって他人を責めてはいけない。結局わたしの問題だし、嫌ならやめればいいのです。

    まあ、努力していないかのようにみえる他の人だって、わたしの見えないところでいろいろと努力しているかもしれないわけで。それに、もしも自分のほうがより多く努力した(この比較基準も問題ですな)ことが事実だったとしても、もし自分がその人と同じだけの努力しかしなかったら、今ほどの達成はなかったかもしれないのです。あるいは、自分のやり方が悪かったのかもしれない。

    結果がすべて、とは思いたくないですけれど、他人に評価を求めることができるのは、結果だけのような気がします。自己評価には、過程を含めるのが妥当でしょうけれどもね。

    本日のBGM;GLAY "happiness"

    010718 床の上のスイッチには注意すること。

    こんにちは。ビタミンB群錠剤が手放せないNです。今晩から養命酒も飲みます。おつかれです。今日は3つテストがありました。まあ無事終わった、と思ってよいのでしょう。これで来週の水曜までテストがありません。なんて気楽な日々。ステキですねえ。(7日経ったらまたテストなのに)

    今日は、午後、「神経解剖」(脳・脊髄の構造と機能)の授業がありました。はじめに小テスト(午前中二つテストがあったのにそれに加えて小テストですよ)があって、そのあとおとなしく授業を受けていたわけですね。

    と。突然、部屋の周囲の暗幕が閉じ始めました。「ゴゴゴゴゴ…」

    生徒「!?」(ザワザワ)

    わたし「OHPでも使う気かなあ、でも話の途中だよなあ」

    先生「あら、誰かスイッチ触ったのかしら」(ニコニコ)←授業続行中

    わたし「もしやこれでは…」(足元を見る)

    わたしの足元に、スイッチがあったのですね。蹴飛ばした瞬間、スイッチが入ったのでした。

    わたし「どどどどうしよう」(小声)

    十分経過。暗幕をくぐって教室に入る生徒、1名。

    わたし「やっぱ開けたほうがいいかなあ」

    隣の友人「開けちゃえ!」

    わたし「開けるスイッチって、これ?」(間違って今度は電気が消えたりして)

    隣の友人「たぶんこれだよ。えい!」

    開いたときと同じように突然、部屋の周囲の暗幕が開き始めました。「ゴゴゴゴゴ…」

    先生「あら〜」

    かくして授業は続行し、定時に無事終わったのでした。皆様ご迷惑をおかけいたしました。

    010720 心身ともに整えて。

    昨日は心身ともに非常にやばい状態でした。午前中用事を済ませて献血したのがまずかったのかもしれません。成分献血だから赤血球は減らないはずで、よって貧血にもならないはずなのに、貧血気味になってしまいました。しかも献血中に見ようと思っていたアポロ13は、ビデオの入れ替えがあったとやらでなくなってるし…ともかく。バイトから帰ってきて夕飯も食べず、風呂も入らず寝てしまう程度には調子が悪かったのです。

    というわけで昨晩は12時間寝て、午後にはプールに行ってきました。泳ぐ量の半分をクロールにしよう(これまではずっと平泳ぎでした)という作戦が進行中でして、おおむね45%くらいはクロールで泳ぎました。平泳ぎと交互に泳ぐとあまり疲れないようです。

    その後は順調(?)に細胞組織学の試験勉強。過去問と同じような問題が毎年出ているのは発見したのですが、「スライド問題」の正体が謎です。これをいかに勉強するかなんだなあ。

    本日のBGM;aiko "アスパラ"

    010726 やっと状況が一段落。

    懸念だった細胞組織学のテストも終了、ほぼ夏休みと言ってもいい状態になりました。月曜日と火曜日にも授業はあるのですけれども、まあよしとしようではないですか。

    毎日更新する筈の日記がここまで滞ったのも珍しいことです。テストを目前にして、精神的余裕がなかったのでしょうか。当のテストは、何と過去問そのままで、あんなに勉強しなくても良かったのではないかとわたしも級友も拍子抜けしてしまいました。追試組を大量生産することなく、皆に勉強させる。試験結果についてあまり心配させない。理想的な試験形態であると思われます。

    しかしその細胞組織学の試験、試験後がよろしくない。何と、試験のあとそのまま実習でした。中枢神経の顕微鏡実習。直前に詰めこんだ知識の流出のためスポンジと化した脳とその脳に直結した眼球を使って、大脳皮質の漠然とした層構造を見極めるというのはなかなかしんどい作業でした。「一応見ておくこと」とのことで各テーブルには追加資料も置いてあったのですが見た学生は果たしてどれだけいたのでしょうか。本来は自分のためなんですけどね。

    その後焼肉&飲み会がありまして、解放感なのか疲労感なのかいささか飲みすぎてしまいました。ちょっと悩み事があったのでそれを相談していたのですけれど、そのうちにどんどん酒が進んでしまって。二日酔いの今朝はマスカットジュースを飲んで泳ぎに行きました。おばさまがたに混じって1キロほど泳ぐとなんとなく元気になったような。

    今日の午後はグループ討論でした。14人は多すぎるのですけれど数人欠席していたのでかえって話し合いやすかったです。医療のグローバルスタンダードについて。というと聞こえはいいのですけれども、要するに諸外国、というか欧米諸国に比べて、日本の入院期間は長すぎるのではないかという趣旨の文章が配られてそれについて討論していたわけです。他国と比較しても意味ないんじゃないの?とか、そもそも同じ状況の患者さんを比べているのか?とか、資料についてオフレコで文句をつけつつ、なかなか楽しい話し合いでした。医療関係者以外にももっともっと医学的知識を持ってもらうのが大事かな、というのが結論です。最近導入したモバイルパソコン(名前をつけなきゃいけないのに「ミニパソコン」で定着しつつあります)で書記を務めていたわたしは、さっき議事録の編集を終えました。明日朝までにメールで提出の予定です。

    本日のBGM;X JAPAN "Say Anything"

    010728 K病院喘息児サマーキャンプ(一日目)

    午前10時に、K病院集合でした。案外高校生が多くてショック。世代間ギャップが…

    自己紹介で名前と所属を明らかにしたあと、班に分かれました。うちの班のボランティアはわたしを含めて三人で、あとの二人は高校生でした。

    はじめの作業は名札作り。班の色(私の属する1班の色は赤)のテープが渡され、貼るようにとのことでした。テープで班の識別を行うのです。角に2箇所テープを貼り、なかなかすっきりしたデザインにまとめたと自画自賛しています。

    一斑の旗続いて班の旗を作りました。右図参照。赤の布に「1班」を識別できるだけの加工を施すのです。うちは白で「1」とアップリケしました。ものすごく雑な縫い方…まあそのへんは大目にみていただきましょう。黄色のポスターカラーでスマイルマークを書き足し、完成。手前味噌ですけれど、一番デザインがよかったのはうちの班だと私は思っております。

    1時に子供が小児科前に集まってきました。出発です。子供は全部で20人前後。うちの班には5人。みんな小学生です。バスが2台。道中、カーブ・アップダウン・でこぼこが多くて、わたしの乗ったバスだけで酔った子が3人いました。中でもうちの班のAくん(小一)はかなり酔ってしまいました。(実を言うと、行きのバスでは私もかなり酔いました。)きちんと見ておけばよかったと反省しきり。顔が真っ青になっていて。にぎやかな子にばかり注意を向けてしまうのはよくないですね。静かになったときこそ要注意かもしれないのに。途中で、酔った子はいったんバスから降ろして、別便で目的地へ向かわせました。ほかの子はあまり気にしていない様子でした。もう少し心配するかな、と思っていたのですが小学生ってあんなものですかね。元から知り合いの子は少なかったし、「仲良し」意識が希薄だったのかしら。

    キャンプ場に到着。いったん宿舎に戻って荷物をおいて、夕飯作りにかかりました。ごはんはとぎさえすれば一括して炊いてくれるとのことで、カレーのみ作ればよいとのことでした。皮むき器・包丁・まな板が各班ひとつづつしかなく、切る係は取り合いとなりました。男の子二人は、薪割りに精を出していました。あとで知ったところでは、ほかの班の薪まで割っていたらしいです。「薪の質がいいから(カレーはうまく行くはず)」と、自信も持っていた様子だでした。結構困ったのがAくん。背がないので、蛇口に手がとどかない。皮むき器で指先を削るし・・・6歳はしんどいかなあ。スタッフが多すぎて過保護になったせいもあったんだろうけど(彼らの身に何かあっては、と思うとなかなかどうして過保護になりがちですな。親の気持ちが少しはわかったような気がします。)。この時期の年の差はかなり大きくて、彼に仕事を割り振るのがかなり難しかったです。Aくん、車酔いのせいで調子もベストじゃありませんでしたし。

    女の子たちは包丁の取り合い。たまねぎは切りたくないけどジャガイモとにんじんは大人気。まずたまねぎを切ってもらわねばならなかったので美由紀ちゃんには泣いてもらいました。包丁が切れなくて怖かったです。たまねぎ固いし、すべるんですよね。一部私が切ったんですけど、そのほうがきれいで早いんですけど、子供たち自身でやらせるのが大事かな、と、途中で考えを改めました。ひたすら子供にやらせていたんですけどときどき作業の遅れが気になったりして。個人的には一切手を出すまいかな、と思ったのですがそれでは他のスタッフが見かねて手を出してしまうので彼らに負担をかけては、と思って手を出してみたり。かなり中途半端だったでしょう。難しいなあ。

    スタッフの仕事って、子供に仕事を割り振ることかなあ、と。さっさとやってしまうと、働いたなあ、という気にはなるんですけど。待つのが仕事かもねえ、とか。てきぱきやっている人を見るとあせってしまうところがまだまだです。Aくんには手を添えてきゅうりやトマトを切ってもらってみました。どうだったんだろう。偽善ぽい気もしなくはないですが多少は楽しんでくれたのかなあ。私自身が昔から、手持ち無沙汰を何より恐れていたのでそのような行動に出てみたのですが、彼としてはどうだったのでしょう。

    さて実際カレーを食べる段になると意外とみんな食欲不振。緊張していたんですかねえ。作るだけでおなかいっぱい、ってやつでしょうか。まずかった、ってことはないと思うんですけど。ひょっとして暑かったでしょうか。サラダは食べてたしなあ。個人的には食事時にジュースが配られたのも一因であろうと思っています。けっこう急激に血糖値が上がりますからね、食欲を抑えてしまったかもしれません。

    キャンプファイヤー、子供の隣を確保するのが難しかったです。気持ちはあせるんだけど。しかも、どうしても照れる。まじめにやろうとしても踊りの動作について行けない←先天性運動神経欠如(!)一部の子はここまでの段階である程度疲れていたのかもしれません。ある程度の年齢の女の子には、照れも見られました。異年齢集団は難しいそれにしても、ある程度の人間関係ができているか、それともまったく関係ないかのどちらかでないと難しいですよね。ううむ。

    個人的な状況としては─あのような雰囲気になかなかなじめないのは昔からで、どうしても一歩引いてしまう。引いてその上で態度だけは前に出なければならないのですが一瞬遅れる。幼稚園の先生を真剣に尊敬した一瞬でした。

    そういえばボランティアって、予備人員でいいのかもなあ、とか。あんまりしゃかりきにならなくてもいい、というか、なにかしなきゃ、なにかしていなきゃ、とあせらなくてもいいのかもしれません。子供と触れ合うのが仕事なのでしょうけれど四六時中それである必要もないのかもしれないですよね。子供だってほっておいてほしいかもしれない。いやもちろん、見守ることは必要なのです。でも、手を出さずに見守ることって大事かもなあ、とか。スタッフが多いことによる過保護も防いだほうがいいんでしょうしね。

    そういえばキャンプファイヤー前に子供が1人行方不明になりました。別のグループについていってしまったみたいで。他人事じゃないなあ、とか。建物も複雑で、複数の人間が複数の子供を管理するとなると漏れる子が出てもちっともおかしくありません。べったりくっつく必要はないけど、目だけ離さないようにしなければならないんでしょうね。スタッフに女性が多いのに子供には男の子も多く、風呂など別行動も多かったために難しい面がありますね。反省を踏まえ、次の日は担当制と相成りました。

    夜ミーティングがありました。ある、いやない、と、情報が錯綜。結局11時くらいからでしょうか。外から聞くと結構うるさかったのではないかと・・・自己紹介・趣味・今日の感想を順に述べていきました。「楽しかった」「子供と触れ合えてよかった」「友達になれて」みたいな感想が主でしたね。みんなそう思っているのか単なる決まり文句なのか、あまりに一律でちょっと呆然。いや、そう思ってるんだとは信じてますが・・・←ひねくれもの 11時半には私は部屋に戻りました。もっと遅くまで談笑していた人も多かったようです。でも人口密度のせいか、ミーティングルーム(といっても普通の部屋ですけれど)が暑くて。結構子供は起きてました。興奮して眠れなかったんだろうと思います。12時過ぎてもまだおきている子が多くて。わたしたちの部屋(なぜか子供はゼロ)に遊びにくる子がいたり。いいんでしょうか。よくないですねえ。

    11時半に部屋に戻った私も結構遅くまで同室の看護婦さんと話してました。だったらミーティングルームで談笑しろよ、とも思いますけれど、一対一の話のほうが楽しいしきちんと話せるような気がするんですよね、って言い訳ですけど。

    010729 K病院喘息児サマーキャンプ(二日目)<

    朝は6時に起床。日ごろ夜更かし朝寝坊の私にはつらい・・・ベルで起きては見たものの明らかに寝不足です。寝たりない。湿度が高くて、ズボンもべたべたのままだし。ズボンのかえも持ってくるべきでした。荷物の節減、しすぎでしたね。

    6時20分に集合してラジオ体操をするということで、担当することになったAくんを迎えに行きました。部屋・性別が違うとこういうときちょっとやりにくい。準備が終わるまでドアのところで待って、いっしょに集合場所まで向かいました。帰り、彼は突然走り出しまして、3階にあがったところで見えなくなってしまいました。「立ち入り禁止」の非常階段ドアをあけるくらいあせる私。結局、彼の部屋のベッドのかげに「頭隠して尻隠さず」ポーズでちぢこまってました。目を離すとひょっとして、という気持ちがあるからこちらはそういう態度をとるんですけど彼にとっては結構うっとうしかったのかもしれませんね。

    朝ごはんまで時間があまったので各班で散歩に行きました。Aくんは道端のかえるとか虫とかが気になるようです。もう少し落ち着いて付き合ってあげたいけどみんなにあわせたほうがいいかな、とも思いなかなか葛藤でした。ひょっとして安易な放任主義ですか?あんまり責任感じてなかったからなあ。原っぱにかえるがたくさんいて見つけたときには私もうれしかったりして。

    朝ごはんはみなそれなりに食欲があったようです。昨日食べていないのが効いていたと思われます。たいした量じゃないけど全部平らげるのを見るのは気分がよろしい。

    その後、班に分かれてディスクゴルフでした。フリスビーをつかったゴルフですね。こういうスポーツ系では、そのスポーツがそれなりにうまくないと威厳が示せないものです。そして私はフリスビーを飛ばせない。第1球でいきなりOBだったのには、本人が一番驚きました。男の子たちにはなんだか見下されていたような気が。やはりこういう場では、スポーツが得意な人がヒーローです。小学校時代を思い出したりして。←運動で苦労しました

    はかせくんそのあとペンダント作り。木片にマジックで絵を書いて紐を通すというもの。私はお決まりのはかせくんを描きました。子供に描いてもらう人が多くてそうすればよかったな、と後悔していたところ(自分で描くなんてつまんないよね、とか)、Aくんから交換の申し出がありました。彼ははかせくんが気に入ったらしいです。ちょっとうれしい。

    昼ごはんは焼きそば。ちょっと辛かったのか、焼きむすびのほうが好評。もう少しさっぱりしたメニューのほうがよかったんでしょうか。途中で坂登りが流行し、みなの食欲を減退させていました。

    そのあと特大トランプによる神経衰弱、ついでクイズ大会がありました。このころになると女の子には疲れてくる子が多かった気が。日もよくあたっていましたから。みんなの前でカードをめくるのは、ある程度プライドを意識する年齢の子にはきつかったかな?年長だから当てなければ、とのプレッシャーもあったはずだし。ほかの班の子で、発作(?)でしんどそうな子がいました。うーむやっぱり、ものすごく元気な子の集団というわけではないのですね。クイズになると参加者は半分くらいになってたかな。暑かったし。Aくんつき飛ばされてひっくり返ってしまって。かなりショック。泣いてました。呆然としていて何もできなかった私もショックを受けたり。

    やっとバスの時間になり、帰ってきました。ずいぶん寝る子が多くて、その分車酔いは少なかったようです。といっても帰ったあとAくん倒れてたけど・・・疲れたんでしょうね、きっと。口数がどんどん減っていってたし。わたしも半分寝てました。あはは。

    まあそんなところです。いろいろと考えさせられ、よい経験になったと思っています。でもわたしに幼稚園の先生は無理ですね。よく分かりました。

    本日のBGM:L'arc-en-Ciel "Neo Universe"


    淡々としていなくもない日常。>日記・雑記目次 >2001年07月の日記