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地すべり
地すべり研究―地すべり学の構築に向けて―
HPに掲載した論文(主なもの)
以下は、このHPに掲載した主な論文です。見出しと論文名、掲載雑誌等を示しました。また、ごく簡単な内容あるいは解説(?)を添えておきます。掲載雑誌を示してないものは、自費で印刷したものです。
青字のファイル名をクリックしてください。PDFファイルです。
(1)地すべり論(改訂版)(1979年初版) landslide_rev.pdf 879KB
私にとっては、本格的な地すべり研究をスタートさせるための基礎になった、大事な論文です。
地すべりを理論的に捉えました。もちろん、それまでの10年以上にわたる現地での具体的な経験と調査研究が基になっています。
とはいえ、今これを読んでも難しい内容です。私自身、これを読んでいると眠くなることがあります。でも、熟読玩味してみれば、実に示唆に富んでいます。
ここには2005年改訂版を収録しています。
(2)地すべり論(解説版)(1999年版) landslideexp.pdf 670KB
地すべり論をなるべく平易に逐条的に解説しました。その分、厳密さには欠けているかもしれません。
(3)五十子平地すべり(2006年) ikagotaira.pdf 1,022KB
【松之山五十子平地域の地形発達史と地すべり―地すべり発生の条件―、新潟応用地質研究会誌、no.67、pp.17-36】
五十子平地すべりは、天明5(1785)年4月20日に発生しました。当時の記録が残されている珍しい事例です。その地すべりを中心にして、地すべりが発生するための条件を検討しています。地すべりは地形の発達を歴史的な条件として発生する。そして、地形発達史と地すべりとのかかわりを説明しています。
その概要は、「地形発達史」の項をご覧ください。
(4)羽山地すべり(2008年) hayama.pdf 930KB
【妙高市羽山地すべり地の地形発達史と地すべり―地すべり消滅の条件―、新潟応用地質研究会誌、no.70、pp.17-32】
地すべりが発生する具体的な条件として、内的条件と外的条件とを提唱しています。それに基づいて、この地すべりには外的条件が欠如しているために、地すべりが消滅していることを明らかにしています。
(5)水梨地すべり地(2009年) mizunasi.pdf 932KB
【十日町市水梨地すべり地の地形発達史と地すべり―地すべりの集中発生時期―、新潟応用地質研究会誌、no.72、pp.75-90】
内的条件と外的条件とが揃ったのが、古気候から小氷河期以降であることを示し、この時期にこの地域の地すべりが集中的に発生したことを明らかにしています。
(6)水梨の小規模地すべり(2010年)mizuhuuka.pdf638KB
【地すべり崩土の風化と地すべり形態の発展―主に松之山水梨の小規模地すべりを例にして―、新潟応用地質研究会誌、no.74、pp.55-70】
地すべりの発展法則の仕上げとして、地すべりが発展するということ、その内容を説明しています。これで発展研究の一つのサイクルが終わります。
地すべりは、岩盤での地すべりから始まって、崩土での地すべりそして地すべり粘土での地すべりへ発展し、消滅します。その運動は、その本質に基づいた自己運動であります。それは地すべりそのものの、内的なそれゆえに本質的な必然性です。