牧師のひとり言の目次 

知ること


 先日ラジオを聞いていると、その番組に国語の偉い先生がやってくるということで、アナウンサーに人が緊張しますと言っていました。
 偉い人がやってくると自分の足りないところや自分の間違いを指摘されるのではないかという恐れを持つということなのでしょう。その気持ちはすごくよく分かります。
 しかしそのラジオを聞きながら、偉い先生がやってくるということは自分の知らないことを教えてもらえるということなんじゃないのかな、と珍しくそんなことを考えていました。
 当たり前のことも知らないとか、習ったはずなのに覚えていないなんてことを恥じる気持ちがいっぱいあります。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」なんて言葉もありますが、知らなかったことを知ることは嬉しいことだし、恥をかかないためというよりも嬉しくなるために聞けばいいんじゃないかと思います。
 そして知らなかったことを教えてくれる人に会えることはとても喜ばしいことなんじゃないか、なんてことを今更思っています。
 そう思っていたら学校も勉強も楽しかったかもしれないな。