書評

おもしろい剣豪小説−軍鶏(しゃも)侍−

最近、本は時代小説しか読まない。かなり面白く十分に楽しめた一冊を紹介する。この手の読み物が好きな方はもうすでにお読みになられたかも知れないが、まだ読んでいない方は是非ご一読を。それは「軍鶏侍」野口 卓、祥伝社文庫である。

侍

主人公の岩倉源太夫(げんだゆう)が若くして隠居の身となり、園瀬藩の道場主で藩士およびその子弟を指導するという設定がいい。闘鶏の美しい強い軍鶏に魅せられ、中でもイカズチというやつが一撃で敵を倒すところから”蹴殺(けころ)し”という必殺剣を編み出すというのもいい。藩からの上意討ちの命で江戸で同門だった旧友や殺人の罪で後妻の前夫と、はたまた果たし合いを申しこむ浪人と立ち会う(決闘する)ことになる武士の一分が描かれている。

子や弟子たちを思いやり、人を育てる源太夫と妻みつのあふれる愛情の深さに感服し癒される。毎日読むのが楽しみで残り少なくなると寂しいが、これには続編があるのだ。それが「獺祭(だっさい) 軍鶏侍A」である。ここで初めて秘剣”蹴殺し”が使われるというのだから読まずにはいられまい。それに何と言っても文庫本というのも手軽でいい。私に脚本、監督の才があったらぜひ映画化したい作品である。


※因みに上意討ちとは「主君の命を受けて、罪人を討つこと」

2012年2月11日



診療理念

「学問に裏付けられた最良の医療を地域の皆様に提供する」

  1. 患者の意見を尊重し、診療をすすめる
  2. スタッフ一同で、地域住民のために最良の医療を実践する
  3. 耳鼻咽喉科・気管食道科診療の拠点として病診連携を重視し、専門外の疾患は他専門医に紹介する

耳・鼻・咽喉疾患以外の異常が疑われる場合には健康診断を行い、異常があれば、その専門の医療機関に紹介いたします。異常がなければ、病気の予防を指導します。また、ご家族の病気の相談も承りますので、お気軽にご相談ください。

院長 越井健司

院長略歴

昭和55年 獨協医科大学卒業
昭和61年 獨協医科大学助手
平成5年 同講師(気管食道科学)
平成7年 現職.医学博士
平成14年
     〜15年
塩谷郡市医師会議長
平成20年 塩谷郡市医師会監事
平成22年 塩谷郡市医師会理事

所属学会・資格

日本耳鼻咽喉科学会専門医

日本気管食道科学会専門医

日本東洋医学会漢方専門医

騒音性難聴担当医

補聴器相談医