生きる (1952年)【日】
キャスト
渡辺勘治・・・・志村喬
渡辺光男・・・・金子信雄
渡辺喜一・・・・小掘誠
小田切とよ・・・小田切みき
小説家・・・・・伊藤雄之助
患者・・・・・・渡辺篤
大野・・・・・・藤原釜足
陳情の主婦・・・菅井きん
スタッフ
監督/黒澤明
製作/本木荘二郎
脚本/黒澤明
   橋本忍
   小国英雄
撮影/中井朝一
美術/松山崇
音楽/早坂文雄
生きる

黒澤作品はどれも名作でベスト3を選ぶ事は難しい、10本を選べと言われても悩んでしまう、だが死ぬまでに1つだけ観て欲しい作品はと、聞かれたら「生きる」と答えたい。
50年以上前の作品だが古さを全く感じさせない、印象的なシーンの連続だ年に1回か2回は必ず観ている、そのたびに新しい発見と感動がありそして1週間ぐらい人生について悩んでしまう、葬式に集まった小心の役人達のように「そうだ、渡辺さんに続けー!やるときはやるんだ」と決心するが結局今までと同じ何も変わらない毎日を送ってしまう。
よく笑い画面からはみ出さんばかりの明るさの小田切みきは印象的で、この新人女優さんが居るのといないのでは全く違う映画になっていたと思う。志村喬の演技が過剰と言う人もいるが、これほどの演技を出来る人は世界中探してもいないと思う必見だ。
最後にブランコに乗って歌う不思議な声のゴンドラの歌が心に沁みわたり忘れられない。

なんちゃって知ったかぶり

■各所のあの書類の山は東宝の経理の書類■寒さを表現するには冬より夏、と言うことで真夏に撮影された、あの厚いコートを着てご苦労様です■ゴンドラの歌・大正4年(1915)松井須磨子が芸術座公演「その前夜」の中で歌った、詞・吉井勇、曲・中山晋平■ベルリン国際映画祭・ドイツ上院陪審賞

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