・・・アルミパイプで収納キャリア!!・・・
・お気軽カートップにはこれしかない!!・
クルマの屋根に積めて、自宅での収納にも使えるキャリアを用意しそれにできるだけたくさんの物を入れれば
釣行準備、積込み、片付け全てがラクチンになります。
収納キャリアはどうせなら
1:畳んだゴムボート+etc用と、もうひとつエンジン+etc用。
2:同じ外寸にし積み重ね可能になれば収納に便利。
3:シッティングバーのベースにできる。
4:軽量、耐食性、ドーリー装着可、で長く使い続けられる。
5:ローコスト、シンプル、簡単工作。
とよくばりな目標をたて材料や加工、組立を検討しました。
・使えそうないい材料はないかな・
最初は加工が簡単でホームセンターでカットのサービスも頼める木で試作をしました。 でも1:耐候性が問題であっという間にゆがんでしまった。
2:重量が意外と重い!。ひずみ対策と必要強度を維持すると肉抜きをしてもまだまだ重い。
ということで次は
市販のルーフキャリアをベースにこれを改造したら何とかなるかなと調べてみると
高さが可変の物もあってなかなかです。しかしこれも
1:なにせコストが高い
2:自宅での収納キャリヤと兼用にならない
3:追加工は意外に大変
ということで途中で断念しました。
次は自作で棚などが簡単にできるパイプとジョイントのキットが
ホームセンターに何種類かあってこれを検討しました。
「鉄材料が重たい」「寸法が自由に変えられない」「屋外での使用が想定されていない」
「とがった角がある」 などをダメ! とすると
矢崎のイレクターが残りました。
・イレクターは使えそう!・
ジョイントの種類も多くコストもそこそこ、パイプの切断は市販のパイプカッターが使え
これは騒音も無く切断加工できるので総合的に使えそうな感じがします。ただしこのイレクターもパイプに鉄を使っていて耐食性の対策が必要です。 それと鉄がやはり重い! パイプ1本は軽く感じても5本も持ってみると意外に重い!う〜む・・
・イレクターは使えそう!でもパイプが・
専用パイプの外径は約φ28で同じサイズのアルミパイプは標準材で市販されている。ただこの専用パイプは表面に樹脂加工がしてあってジョイントと専用接着剤で簡単に
組み立てられるようになっているけど、アルミパイプにしたら
組立方法も考えなくてはけない。う〜む・・
とりあえず試作にかかったら想定外のなんとジョイントにアルミパイプが入らない!!
という事態になってしまいました。困りました。
ジョイントの入口は入るのにそれ以上はキツくて入りません。どうして??
ヨ〜ク寸法を測ってみると専用パイプはなんとφ27.7でφ28より0.3mm小さかった!!
なんとかジョイントにアルミパイプを突き当たる正規の位置まで入れなくてはなりません。
1:近くの町工場に頼んで内径を広げる加工をしてもらう。
2:むりくり叩き込む。
3:自分でφ28に内径を広げる加工をする。
の3択です。
1:は誰でもできるやり方ではないしコストが心配。
2:はものづくりとしてチョット乱暴だし、力仕事は誰でもできる訳ではない。
結局、費用を掛けずに作業騒音も出さずに力仕事もしないで作るには
3:・・しかありません。
それにはバッテリー電動ドリルかボール盤で使えるザグリ冶具を考えなければなりません。
・自作ホルソーでチャレンジ・
ジョイントにはパイプを貫通させるTYPEもあるのでザグリ加工は最大68mmの長さになります。
これを参考に100mmに切ったφ28のアルミパイプの端面にヤスリで歯を加工し軸を付けててみました。
試しにボール盤に取付けて加工してみるとなんとかいけます。
ホントにぴったりのφ28mmがあきます。パイプが少しでも斜めに入ると噛み付いてしまい大変です。
それでも試作はこれで何とかザグリながら完成しました。
何とかこれでいけそうな感じです。
・ありがとう 「バイメタル ホルソー」・
とホームセンターを物色しました。
「バイメタルホルソー」なるものを発見!φ28もあって軸も長そう。
歯の厚さが薄いのでこれをちょっと万力で潰して楕円にしたら28.2mmの加工ができるかも??
早速で購入した状態でセンタードリルだけはずし、うまく安全に加工できるがお試しをしました。
なんとφ28のパイプがスカスカ通ってしまいました。
見ると鋸の歯のように歯が1つづつ交互に内と外に曲がっています。そしてその直径を
測ると場所によって微妙に異なり28.0から28.4でばらついていました。
つまりφ28の「バイメタルホルソー」は28.0から28.4で切り歯の円が歪んでいました。 だから万力で潰して楕円に・・ではなく真円に近づくよう慎重に修正し 最大でもφ28.2にします。
これで軽く押せば入る、ちょうどいい感じにザグれるようになりました。
「バイメタル ホルソー」の外径修正でジョイントのパイプ差込み穴は自分の好みの径に 簡単にザグッて大きく修正できます。
電ドラでもボール盤でもサクサクと加工できます。
ケズリカスがすごい量になります。作業場所をダンボールで囲むと飛び散りません。
手持ちで作業するのでうっかり手を削らないよう本当に慎重に作業しましょう。
力を入れて作業すると滑った時にケガをします。力を入れずに作業はそ〜っとを徹底しましょう。
・固定はステンタッピングで簡単作業・
φ28のアルミパイプが差し込めるようになったので次は固定です。
ステンのタッピングビスで簡単に固定できました。パイプの板厚は強度と重さとコストのバランスで1.5mmにしました。
チョット薄いのでネジのピッチも細かくしようとM3にしました。
強度が心配になったら止める数を増やして対応する事にします。
もうひとつ。できるだけネジ頭を平らに仕上げたいのでサラねじにし
木ネジのように最後にギュッとねじ込むとサラがもぐって平らに仕上がるように小さ目にしました。
ジョイントはABSみたいに柔らかいので端から10mm位内側にφ2.5のドリルで
ジョイント+パイプ共貫通の下穴をあけます。そこにステンのサラM3−16をねじ込みます。
最後は少し強くねじ込むとサラがほぼ平らな状態までもぐっていきます。
下穴にサラモミしなくても大丈夫そうです。期待通りです。
簡単に表面が平らな状態で固定ができました。
・寸法直しも苦になりません・
寸法変更などで分解が必要になっても簡単にはずせるしネジの打ち直しもできます。ジョイントもパイプも何度でも組み直しができ自由にパイプ長さの変更ができます。
これなら専用パイプで接着よりはるかに使いやすいと思います。
これで部屋の中でで大きな音を立てずに収納キャリアができます。
ゴミが散らないようこまめに掃除機をかけながらやりましょう。
桐のすのこが安くホームセンターに売ってました。バラして板材としてパイプの間に張ると重くならずに積荷の固定が楽チンになります。
・シッティングバーのベースにも・
シッティングバーはこのキャリアにパチンとはめ込むジョイントで取付けます。ボートの内側にキャリアが納まっています。椅子を乗せてこれとジョイントすると
ボートのチューブの上に何でも乗せられます。アイディアがあれこれ膨らみます。
キャリアは2つ用意しゴムボート+小物収納、エンジン+小物収容とし2つ共同一寸法で積み重ねられるようにしています。
シッティングバーのベースとしても兼用なので結局パイプ外寸でw1214*d700*h350となりました。
上の写真をよ〜く見るとお分かりのようにキャリアの4隅と中央部にパイプがありません。
シティングバーのベースとして使う時タテのパイプを差し込んで使えるようにしました。
右図のようなレイアウトを想定しています。
キットがあります。
カートップ昇降機キットと収納キャリアキットを準備しました。
ゼロから部品図を書いたり材料を切ったり切子と格闘したりはチョット大変という方、ご利用ください。
みんなで自作してもっとアイデアを出し合ってもっと使いやすくしましょう。