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オーストラリア映画 情報掲示板




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2011/02/16(水)
●アビー・コーニッシュの初主演作品、2011年2月18日にDVDで発売&レンタル開始

豪州映画『15歳のダイアリー』(Somersault, 2004)

この作品のセル及びレンタルDVDの情報は (TSUTAYA online)
http://www.tsutaya.co.jp/works/10200850.html

●最新作では米国映画『エンジェル ウォーズ』(2011)に、そしてこれまでに豪州映画『キャンディ』(2006)、英仏合作『エリザベス:ゴールデン・エイジ』(2007)、英豪合作『ブライト・スター/いちばん美しい恋の詩(うた)』(2009)と話題作にも出演を続け、急速に頭角を現してきたアビー・コーニッシュ・・・。このたび、彼女の初主演の豪州映画『15歳のダイアリー』(Somersault, 2004)DVDがセルとレンタルで同時にリリースされました。

この映画・・・、実は「第17回 東京国際映画祭」(2004)で上映されて、監督のケイト・ショートランド監督とともにコーニッシュも来日していたのです。その後、劇場では公開されずに、DVDも発売未定であったのです。なぜ、この時期に発売?とも思うのですが、日本でも彼女の名前がメジャーになって、ファンも増えてきたからでしょうか。ちなみに、映画祭では原題の『サマーソルト』で上映されています。

性的には成熟しつつあるものの、精神的には未熟さが残る一人の少女が、母親とのいさかいがもとで家出をしてしまう。行き着いた小さな田舎町で、バイトをしながら部屋を借りて自活を始める。部屋の大家でモーテルの女主人、バイト先のコンビニの同僚、そしてパブで知り合った農場主の息子や行きずりの男たち・・・。孤独を癒すためにアルコールやドラッグに手を出したり、一夜限りのセックスに愛を求めたりと様々な体験を通して、少女が大人へと成長していく過程を、ショートランド監督が女性ならではの視点で繊細に描き出しています。また、コーニッシュが大胆な演技で、孤独のなかで彷徨いながら愛情を勝ち得ていく姿を好演しています。コーニッシュに関心を寄せる方には、必見の作品であると思います。

この映画の本サイト内の関連記事については、下記をご覧ください。
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kangaroo/afi_awards_2003-07.html#2004
 

『15歳のダイアリー』
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2011/01/07(金)
●核戦争の恐怖を描いて色あせない、往年の傑作『渚にて』の鑑賞が容易に・・・

米国映画『渚にて』(On the Beach, 1959)

この作品のセル及びレンタルDVDの情報は (TSUTAYA online)
http://www.tsutaya.co.jp/works/10013264.html

豪州に移り住んだ英国の作家、ネヴィル・シュート(1899-1960)ロングセラー小説を原作にした米国映画『渚にて』(On the Beach, 1959)は、今から50年も前に作られました。ちなみに原作は1957年に発表され、邦訳は木下秀夫訳(文藝春秋新社刊)で1958年に、井上勇訳(創元SF文庫)で1965年に、山路勝之訳(篠崎書林刊)で1976年に出版されてきました。いま最も入手しやすいのは井上訳を引き継いだかたちの、佐藤龍雄訳『渚にて; 人類最後の日』(新訳版)、創元SF文庫、2009年です。

ビデオに関しては在庫数が少なく、セルでもレンタルでも入手しにくい状況が続いていました。そのような状況のなかで、TSUTAYAでは昨年から今年にかけて「発掘良品」というイベントを開催しています。淀川長治さんが天国から降りてきて、CMに参加しているのをご覧になった方もいるでしょう。その「発掘良品」の作品として『渚にて』も選ばれて、入手しやすい状況にあるのです。

このスタンリー・クレイマー監督の作品は米国映画で、主要キャストにはグレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー、フレッド・アステア、そしてアンソニー・パーキンスといったハリウッドの主要俳優が顔をそろえています。けれども、撮影はメルボルンで行われ、王室豪州海軍の協力も得て出来上がっています。また当時、しばらく停滞気味の豪州映画界からも豪州海軍提督役のジョン・テイトをはじめとして何人もの俳優がキャストに名を連ねています。

さらに、全編にわたって流れる「♪ウォルシング・マチルダ」は、豪州国民が国歌にしてもよいと思うほどに愛され続けてきているものなのです。日本でも、年輩の方との会話で「♪ウォルシング・マチルダ」を話題に出すと、「あぁ、あの『渚にて』という映画で知りました。」と言われる人たちも多くいるのです。

米ソ冷戦下の1964年に、第三次世界大戦が勃発する。核爆弾が使われ、北半球は死の灰に覆われて全滅・・・。生き残っているのは、たまたま潜水艦で潜航していて難を逃れた米国海軍の乗組員と、放射能汚染のレベルがまだ低いメルボルン(豪州)の人々。けれども死の灰は、南半球も確実に覆い始めていた。迫りくる放射能汚染の恐怖に対して、残された人々はどのような選択を行うのか。半世紀前に作られているのですが、核戦争の恐怖と地球滅亡を描いて色あせることのない傑作が、DVDで鑑賞しやすくなっているのは嬉しいことです。
 

『渚にて』


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