胃
東洋医学では胃を重要視しています。はじめてエネルギー(食物)が入るところは胃です。そこから腸に送られ、栄養が吸収されて肝臓に貯蓄されます。貯蓄されたエネルギーは肝臓から各臓器・器官にエネルギーが供給されます。
もし、胃で何らかの理由でエネルギー(気)が傷つけられたら、それは全身に及ぶことになります。それゆえ、エネルギーの原点である胃は大切なところだといえます。
また、胃はストレスと密接な関連性があります。肉体的疲労と共に精神的疲労に敏感に反応します。ストレスによって胃が傷つけられたら、上述のように全身に悪い気が流れ込み、体調が変化します。
胃は生命の根源ということで「胃の気」と呼ばれています。胃の気は生命力そのもの。この胃の気が弱ければ、生命力が衰えていることになります。胃の気を診断するには、脈を中ほどに押さえ、その強さをみます。
すべての鍼治療は、胃の気を強め、生命力を強めてから行うことが原則となります。そうすれば治療効果が高まることは必然でしょう。
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