平成23年月報




平成231月(26日記)
 1月の受診の方は約900名でした。ごく普通の訴え、「眠られない」「いらいらする」などで受診される方が増えています。それだけ敷居が低くなっています。それは良いことだとも思います。なかには“これは!!”と思う人が居るからです。また、以前なら入院治療しかないと思える患者さんも訪問看護やホームヘルパー、作業所などの利用で在宅を保っておられます。外来での守備範囲が拡大していることを実感します。



平成232月(35日記)
 2月の受診の方は約860名でした。近年にない寒さと積雪のため、高齢の方の受診が減りました。法人の決算をしましたが、昨年は一昨年より、受診の方は増加しているのにもかかわらず、減収でした。昨年の診療報酬の引き下げが影響しています。他の心療内科医からも「ケースワーカーが辞めたが、補充しなかった」「引退に備える意味でも、非常勤の医師を採用したかったが、あきらめた」等々聞こえてきます。メンタルケアが叫ばれ、自殺対策も焦眉の急であるはずです。眠れなかったり、抑うつ気分がある人は普通は、まず、かかりつけ医かわれわれのような心療内科のクリニックを受診すると思います。精神科病院をいきなり受診したり、知合いや親戚縁者と会う恐れのある市役所などの悩みの相談に最初に行くとは思えません。しかしその最前線は荒廃しようとしています。



平成233月(46日記)
 3月の受診の方は約940名でした。大震災の影響で急増したとおもいます。関西は被災地ではないですが、24時間流された凄惨な映像の影響に加え、解決しない放射能の心配が不安を引き起こしたと思います。素人政治家の失態は目をおおいたくなる思いです。日本の経済的崩壊の最後の一押しにならないかと心配です。プライベートでは大学神経科入局時の主任教授、長年指導していだだいたS名誉教授がお亡くなりになりました。思い出がたくさんあり、自分の中でも整理しきれていませんが、一つの時代が終わった感があります。


平成234月(55日記)
 4月の受診の方は約930名でした。最近、大震災関連での患者さんは減少しています。個人的な感想ですが、大震災そのものより政治家の発言や政府の発表が信用できないことが怖いです。放射能に関しても関東地方は“直ちに影響はなく”ても何十年にわたっては癌などの増加は必至と思います(関東地方の放射能量)。


平成235月(65日記)
 5月の受診の方は約940名でした。K総理の卑怯な言動にはあきれかえるばかりです。他の政治家も期待できる人物はみあたりません。同じく国難であった明治維新や太平洋戦争後には日本人は英傑を数多く排出して切り抜けたではありませんか?このままでは“国壊れて放射能あり、東京春にして草木青みたり”になってしまいます。


平成23年6月(76日記)
 6月の受診の方は約950名でした。S名誉教授を偲ぶ会に途中まででしたが参加しました。諸先生のあいさつを聞きながら、諸行無常の感が迫ってきました。正直な所、偉い先生の退屈なあいさつに耐えきれなくなりました。 昭和54年以来お世話になりました。たくさんのさまざまな思いがありますが、結局の所お世話になり、良い出会いであったと思います。



平成23年7月(87日記)
 7月の受診の方は約970名でした。同じ沿線(阪和線)の先生が入院された(現在は復帰されている由)影響と思います。話は急に大きくなりますが、社会主義につづいて資本主義も崩壊の過程にあるように思います。この時期にK総理を戴いていることが国家百年の不幸になるような気がしてなりません。だれか辞めさせることはできないのでしょうか?



平成23年8月(97日記)
 8月の受診の方は約920名でした。夏期休診をいただいきました。8月1日、満7年を迎えました。これまで大過のないことに感謝しています。このままではいずれ、日本さらには世界が行き詰まってしまうことを肌で感じるため、患者さんが増加していると思います。個人には限界がありますが、私としてはただ自分にできることをするのみです。


平成23年9月(105日記)
 9月の受診の方は約940名でした。時代が大きく変わろうとしていることを実感します。人類の歴史において、革命的な技術の発見が社会構造そのものを一変させてきたことは周知の事実です。文字の発明もその一つです。文字の使用がそれ以前の社会構造を基本的に変えました。現代のインターネットは文字の発見にひけをとらない革新的技術だった可能性があります。このため、これまでの現在、社会が根底から変わりつつあるのかも知れません。しかし、我々には、次に来る世界がどのようなものであるが分からないため、強い不安を感じており、身近な所では少子化につながり、心療内科の患者増をもたらしているとも考えられます。大きな時代の流れには個人ではさからえません。



平成23年10月(117日記)
 10月の受診の方は約950名でした。今月は一人の高齢の方の言葉が心に残りました。その方は終戦直後、身を粉にして働いたそうです。「物はなかったけど、希望はあった」 小さいながら店をもって結婚され、息子さんも生まれた。息子さんは大学を出て大手会社のサラリーマンになって今も務めておられる由。しかしその息子(孫)さんは大学を出ても就職できず、アルバイトせず、「ブラブラしてネットばかりしてる」とのこと。その方は「何のために頑張って来たんやろ?」と嘆いておられました。「物はあっても希望がない。」生きにくい世の中です。



平成23年11月(125日記)
 11月の受診の方は約900名でした。11月は日が暮れてからの来院の方が少ない印象でした。堺市内で連続して起きた重大犯罪(拉致、行方不明事件と強盗殺人、いずれも未解決)の影響ではないかと懸念しています。(当院からはいずれの現場も離れていて地域も沿線も違うのですが。。)堺市以外でも凶悪犯罪が増加している印象があります。世界的な不況、失業者の増加、政治家や官僚の腐敗、凶悪犯罪の連続、社会的格差の拡大等々、現在の社会情勢は第二次世界大戦の前夜によく似ていると思います。しかし、次に大戦が起こり、大国同士が正面からぶつかれば、核兵器が使用され、人類は滅亡するのではないでしょうか。そうはならないように、ヒトラーのような狼に流されず、本態を見破る目が必要です。*堺市の連続犯は12月6日逮捕されました。やれやれです。(12月8日)



平成23年12月(18日記)
 12月の受診の方は約970名でした。年末を控えてお薬を取りに来られた方が多かったと思います。大過なく無事越年しました。皆様のおかげと感謝しています。24年春は診療報酬の改定があります。先端医療だけではなく、我々のように目にみえないもの(手術をするわけでもなく、最新技術を用いたり、検査をするわけではない、しかし、一番人間の大事な所にせまるもの)
にも評価が与えられることを切望するのみです。





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