平成27年月報


平成27年1月(2月3日記)
 
1月の受診の方は約1,000名でした。1月23日、無事 還暦を迎えました。健康でいられることを心からありがたく思います。私自身には何の力もないですが、これからは無理をせず、一日も長くクリニックを続けたいと思います。旧約聖書、伝道の書にいわく、「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある」「愛するに時があり、憎むに時があり、戦うに時があり、和らぐに時がある」「生くるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時がある」 私も人生の果実をつむ時期が来たのかもしれません。(あまり実感はないですが) しかし、「神のなされることは皆その時にかなって美しい」と確信しています。



平成27年2月(3月3日記)
 2月の受診の方も約1,000名でした。クリニック近くに堺市立総合医療センター(7月オープン)が建設中です。それに伴い、近隣で調剤薬局、クリニック、飲食店などが一斉に新築、改装しています。当クリニックの特約駐車場も諸工事の関係車で満杯傾向です。土木工事は3月末くらいまでがピークと聞きます。しばらくは受診には電車、バスの利用をおすすめします。(車の方は17時以降がおすすめです) このような状況の中、近所で白昼堂々、3台の高級車(路上駐車中)を傷つける事件が起きたようです。フランスのテロやイスラム国の恐怖に満ちた殺伐とした映像が流され、日本にも「暴力はゆるされる」ような“ささくれ立った”雰囲気がでてきたのではないでしょうか。恐ろしいことです。



平成27年3月(4月3日記)
 3月の受診の方は約1,050名でした。最近、神経科疾患(あるいは疑い)の方の事件が目立ちます。九州のS市、近畿のK市、K市と同じ県のA島、海外ではドイツ航空機の墜落事件等々。いずれも重大な結果になっています。世間の偏見が増大しないか心配です。一点だけ指摘させてもらえれば、これらの事件には共通点があります。神経科医が本人を診察をして「危険だ」と判断していますが、それが生かされなかった点です。本人たちは すべて 事件当時、治療(特に服薬)を受けていなかったようです。ことにA島の人物は反精神医学や反薬物の考えの影響も受けて、服薬をやめてしまったと聞きます。神経科疾患には「気持ちの持ちよう、考え方を切り替えて」だけでは 済まされない病態があります。特に「自分は正常」と主張する病識のない人ほど重症かつ危険のことが多いです。
○蛇足ですが、これらの病識のない人を治療するとすれば、厚労省の定める向精神剤の多剤大量投与制限の枠を超えて薬を出さなければならないと思います。


平成27年4月(5月3日記)
 
4月の受診の方は約1,030名でした。大過のないことに感謝しています。春を迎え、高齢者の方の受診も増えています(寒い時期は受診が少ない)。在宅医療の推進が叫ばれていますが、果たしてそれが絶対的に良いのか疑問を感じるケースが時々あります。最近も看護師として常勤で働いていた女性が、高度認知症の義母さん(自分がどこに居るかもわからない)の介護のため、パート勤務になられました。世間体もあるでしょうが、義母の方に施設入所していだだき、彼女が看護師としてフルタイムで働いた方が多くの人が助けられ、社会的にもプラスではないかと思いました。彼女自身も常勤を望んでおられましたが。。。何事もケース・バイ・ケースで、因習にとらわれない、柔軟な対応が望ましいと思います。



平成27年5月(6月2日記)
 
5月の受診の方は約1,000名でした。連休中に風邪をひいてしまい、なんとか診療はしましたが 声の出ない時もあり、皆様に御迷惑をおかけしました。今も少し、ガラガラ声です。話はとても大きくなりますが、現在はIT技術が、歴史上の時代区分を変えようとしている所ではないかと考えます。歴史を見ると、革新的技術が時代区分を変ることがありました。まず、鉄器や農業の出現が「国家」を作り、文字の使用が原始時代を古代に(奈良時代など)転換させ、鉄砲など火力の導入が中世を近世(江戸時代)に、産業革命が近世を近代(明治時代など)に転換させました。各時代区分が変遷する時にはかならず、人々の不安が強く、人口が減り、兵乱が起こっています。IT技術もそれに相当するのではないかと思います。現時点で一つの時代区分が終わろうとしています。このため、あらゆる価値観が動揺し、不安と閉塞感が満ちています。人口はすでに減り、兵乱(戦争)の気配も日々濃くなっています。平和裏に事態が進行することを祈ってなりません。




平成27年6月(7月3日記)
 6月の受診の方は約1,040名でした。クリニック(JR津久野駅前)より約300m南の所に堺市立総合医療センターが7月1日新築オープンしました。総工費223億円をかけた大病院です。毎日行き帰り、昼食時に建物を仰ぎ見ています。正直、いつも圧倒されています。駅から歩いて通院される方が多いと思われるので、7月6日の外来診療の開始以降は駅前の人の流れも変わるでしょう。大病院のすぐそばでの診療はあまり想像がつきませんが、少なくとも身体疾患の診察依頼は楽になりそうです。

平成27年7月(8月3日記)
 7月の受診の方は約1,060名でした。堺市立総合医療センター開設以来、駅前には活気が出てきたようです。話は突然かわりますが、A首相は国民がこれだけ反対しているのに安保法案を強行しようとしています。常軌を逸しているように思います。北風と太陽の話を思い出します。中、韓は日本(旅人)の戦意、軍事力(コート)を剥ごうとして非難、妨害をなりふりかまわず行うと(北風を吹かせる)と、日本はA首相の狙い通り、軍事力を増強したり戦争ができるようになろうとします(旅人はコートを何枚も着込む)。今後は中、韓が逆に親善友好をはかれば(太陽を当てれば)日本は軍事力増強に走らず、A首相も出番がないと思います。(旅人はコートを脱ぐ)。そうなれば、中、韓も軍備(コート)を軽くできると思います。(安保反対でも、M党の元首相H、K両氏の言動は“誇りや矜持はないのか”と あきれ果てますが。。なんだか変な世の中です。)




平成27年8月(9月3日記)

 8月の受診の方は約1,040名でした。すべてのものが不確かに感じる世界の中で心療内科の需要の多さを感じます。このような時こそ、心の痛みに寄り添い、天地にある正気を示したいです。個人的には大過なく過ごせていることを皆様に深謝します。8日間夏休みをいただきました。休みの影響で受診の方のバラつきが起こります。当院は再診の方は予約制ではありませんので、ぜひSNS(facebooktwitter)を参考に来院してしてください。



平成27年9月(10月4日記)

 9月の受診の方は約1,020名でした。10年間、勤めていただいた事務の方が定年退職されました。私がクリニックで最年長となりました。すべての業は「諸行無常」です。しかし一方で、「吾生有涯、吾知無涯」(私の生きている時間は限られているが、私が知ることには限りがない)と言います。生きて元気でいる間は前を向いて知識を得て、進歩しつづけようと決意を新たにしました。




平成27年10月(11月3日記)
 10月の受診の方は約1,100名で急伸し 開院以来 最多でした。暖かく、晴天の日が続きました。また、堺市中区のI先生(草創期のご開業)が10月末で引退された影響もありました。Iクリニックで通院歴の長い患者さんがかなり当院に転院して来られました。逆に 当院 近くに新しい先生が開業されます。先日、顔合わせに会食しました。世代交代の流れが目立ちます。その先生と協力して良い地域神経科医療を行いたいと思っています。



平成27年11月(12月3日記)
 11月の受診の方は約1,020名で平常に戻りました。第4週に急に寒くなったことも影響していると思います。昨年より向精神薬の多剤投与が規制されています。ところが、最近、内科、外科などで“向精神薬、睡眠剤の減剤”の結果、不安定となった患者さんが立て続けに当院を受診されました。一律に規制されるのはおかしいです。また、日本は国際比較して医師が処方する向精神薬(特に抗不安薬の使用)が多いのは事実です。しかし、そのことが、かえって(欧米や一部アジア諸国のような)アルコール依存症や触法薬物(麻薬や危険ドラッグ等々)の蔓延を防いできたのではないか?とも思います。不眠や不安があれば、勝手に薬に手を出さず、医者に受診する慣習がありました。今後の薬物依存者数の動向(特に触法薬物)に注目したいです。



平成27年12月(1月5日記)
 12月の受診の方は約1,080名でした。12月17日に左眼の白内障の再手術(20年前の眼内レンズの入れ替え)を受けました。おかげさまで去年の手術(右眼)同様、無事 視力は回復しました。平成27年は節目の年でした。還暦を迎え、クリニック近くに大病院(堺市立総合医療センター)がオープンし、10年来勤めていただいた方が定年退職しました。来年には近くに同じ科の先生が開業します。私自身には何の力もないですが、一日一日を大切にして行きたいと思います。






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