平成25年月報






平成251月(23日記)
 
1月の受診の方は約990名でした。昨年の自死の方は27,000人と30,000人を割りました。自死対策が奏効しはじめたと評価してよいと思います。(まだまだ膨大な数字ですが) しかし、心療内科の状況は(少なくとも大阪では)厳しさを増しているようです。某病院では急性期病棟をやめたとか、デイケアを縮小したと聞きます。堺市のクリニックでは草創期の3人の開業医がなくなられたり、病気で廃業されましたが、後継者があるのは1軒のみです。これらの多くが診療報酬が下げられた結果と思います。これからは“こころの時代”のはずですが。。



平成252月(32日記)
 
2月の受診の方は約980名でした。これからの時代、医師は高齢化(≒患者増)という事態に直面するでしょう。しかし、反対に財源は涸渇しているでしょう。これからより厳しい状況になると思います。私自身については今後は少しでも長く健康でクリニックを続け、皆様のお役に立ちたいと思います。身勝手ですが、3月23日学会出席のあと、31日までしばらく休養をいただきます。
○facebookでの混雑状況の表示は案外と好評をいただきました。当院の再診は予約制でありませんので 受診前に参考にして下されば幸いです。藤田クリニック(堺)のfacebook ページ
(ここから直接 リンクしない時は Facebook上で 「藤田クリニック 堺」と検索してください)



平成253月(46日記)
 
3月の受診の方は約900名でした。学会出席などで9日間お休みをいただきました。ご迷惑をおかけしました。しばらくゆっくり時間を過ごすことができました。来し方、行く道を考えることができました。何より開業以来、大過のないことを心よりありがたく思いました。急に話は大きくなりますが、アベノミクスはどうも評価され過ぎているような気がしてなりません。うさん臭い、バブルの時に似た、「そんなうまい話があるわけない」感じがします。とりあえずは物価が上がり、収入が定額制に近い我々のような業界は苦しむことになると思います。


平成254月(54日記)
 
4月の受診の方は約1,030名でした。開院以来、最多でした。3月末にお休みをいただいたことと連休を控えて4月末に受診の方が多かったためと思います。また 話が壮大になり 素人の私が言うことではないのでしょうが、日本国内の空気は完全に右傾化しています。私には危険なことだと思われます。右翼的、国粋主義的言動はヒトラーやムッソリーニ、松岡洋右のように“カッコよくて、威勢が良く” 一般大衆受けしますが、最後はどの国も破滅しました。右傾化の直接の契機は中国と韓国の反日運動と北朝鮮の挑発にあります。近隣諸国は感情におぼれ、次に起こる事態への想像力に欠けていました。日本という“眠れる獅子を起こしてしまった”ようです。 中国については今後、このままアメリカをも抜いてスーパー超大国になるかもしれません。しかし、「マルキシズム」と言う壮大な社会実験はロシアの大地において完全に失敗しました。中国が現体制のまま巨大化するとは思えません。一方、資本主義もうまく行っているとは言いがたいですが。。



平成25年5月(6月4日記)
 
5月の受診の方は約1,000名でした。心療内科の需要の多さを実感しています。個人的には専門医のポイント稼ぎに3週連続学会に出かけ、4学会(精神神経、神経、老年医学、老年精神)に参加しました。最近は一般演題にポスター発表が多く、会場(広い!)を見て歩くだけでも疲れました。以前は口演が多かったので、ボーと座っていても 気になる単語が耳に入り 、思わず「ハッ」と し、予期せぬ知見が手に入ることがありました。こんなポスター発表なら「一般演題は学会の専用ページにアップロードする」こととし、アクセスを学会会員に限定して、facebookのようにいつでも、どこからでもコメント、討論してもいいことにすれば良いと思いました。(IT時代に紙や写真のよるポスターは時代遅れと思います。電子ポスターとすれば、学会に参加できなかった会員からも意見が得られるし、特に討論してほしい人物を発表者が指名することもできるのでは?など考えました)



平成25年6月(7月5日記)
 6月の受診の方は約1,010名でした。皆様のおかげで大過のないことを感謝します。これからも少しでもお役に立つよう努力します。最近の政治家は質が大きく落ちたと感じます。A首相は人気のようですが、facebook上で某外交官や前、元首相に罵詈雑言の限りをつくしています。それがたとえ、真実であったとしても国家のトップとして品格がないと思います。この程度の人物では国家百年の計を腹中に蔵しているとは思えません。かってのスケールの大きい「三角大福中」がなつかしいです。あの時代はやはり日本の勃興期だったのでしょう。かれらのうちの誰かが 今 首相であれば、日本も大きく変わっていたと思います。


平成25年7月(8月3日記)
 7月の受診の方は約1,010名でした。8月1日、無事 満9年を迎えました。先日、IKEA神戸に初めて行きました。大きな店舗に驚きました。何気なく見ていると、韓国の団体客がたくさん買い物をしていました。格安のポルトガル製食器類やアメリカブランドのマレーシア製チェアなどを大きなキャリアに入れていました。この時は「外国製品でも円安の影響で買物しやすいのかなあ」など思っていました。しかし、実はすごいことを目にしていたことに後で気づきました。スウェーデンの店舗でポルトガル製品とアメリカの会社のマレーシア工場製品を韓国の人が日本で買っているのです。グローバル化、市場経済の行きつく所です。政治に関係なく、経済ではすでに全世界が一つになっています。市場(マーケット)では“領土問題”も“宗教紛争”も“民族対立”も“反日”も“嫌韓”もありません。参加者すべてに利益があるのです。これこそ包括的な世界平和のヒントではないでしょうか。



平成25年8月(9月3日記)
 8月の受診の方は約1,030名でした。来年の診療報酬の改定で 通院精神療法料(我々の主たる収入源)の切り下げが議論されているようです。精神療法にはエビデンスがない(自然科学的に効果が証明できない)のが理由のようです。身体の治療に比べれば、精神療法の治療効果が数字化できないことは自明の理です。現在の日本は、あまりにもエビデンス(自然科学的根拠)を追求しすぎたためにギスギスした格差競争社会になったと思います。エビデンスを社会で徹底的に追求すれば、ヒトラーのように“役に立たない者(障害者、ユダヤ人、能力の低い人間等々)は排除(抹殺)すべきである”という 容認できない考えに至るのでは?と思います。マルクス-エンゲルスの“共産党宣言”の冒頭には「一匹の妖怪がヨーロッパを徘徊する―共産主義という妖怪が」とあります。哲学、宗教のない現代日本では「自然科学という妖怪が徘徊している」ようです。自然科学には限界があることを知るべきです。仏教やキリスト教、論語、ソクラテス、ヘーゲル、ニーチェ、老荘思想、さらには小説、絵画、音楽にもエビデンスはありません。エビデンスのないものにこそ、真の価値があるのです。
〇疾病の理解や治療法の開発には自然科学(EBM)は有効と思いますが、エビデンスがないと価値を認めないという姿勢は明らかに間違っています。



平成25年9月(10月4日記)
 9月の受診の方も約1,030名でした。心療内科の需要の多さを実感します。これまで大過のないことを深謝します。ローカルですが、大阪では大きな商業施設(伊勢丹三越、グランフロント、あべのハルカスなど)やオフィスビルが次々にオープンし、既存のデパート(阪急、高島屋、大丸など)も対抗して増築しています。大阪駅、なんば、天王寺などのターミナルも巨大化してきれいになっています。単純には採算がとれないように見えます。最近の、あまりの発展スピードに違和感を覚えます。東京には放射能や地震(さらには富士山等の噴火?)への不安があるため、資本の一部が意図的にしろ、潜在意識的にしろ、大阪に流れて来ているのではないのでしょうか?東京に不安があるということはそのこと自体が恐ろしい事はでありますが。。



平成25年10月(11月4日記)
 10月の受診の方は約1,040名でした。開院以来最多でした。消費税が上がるようですが、診療報酬も必ず上げてほしいです。上がらないと、収入は(診療報酬)は変わらなのに物品や諸料金が値上がりし、スタッフの人件費も上げることになり、経営を直撃するでしょう。耐えられない所も出てくるかもしれません。個人的には40年ぶりに高校の同窓会に出席しました。(N君のこともあり、同窓会には卒業以来一度も行かなかった)出席前は40年の歳月を経た人と会うと、どういう感情が起こるのか想像もつかず、ある意味 緊張していました。実際出席すると、拍子抜けするくらい普通でした。かろうじて覚えていた同級生がえらく年をとっていて(自分もそうなのでしょうが)“歳月人を待たず”を痛感しました。皆 60歳前で定年後の話が盛んに出ていました。医療、医学以外の話が面白かったです。



平成25年11月(12月4日記)
 11月の受診の方は約1,010名でした。急激な寒さや雨が影響したと思います。最近、中国が暴発しているようです。民主主義的な機構の働かない国家では他国、他民族を見下し、唯我独尊の傾向となるようです。その後、過激な政策が打ち出され、侵略戦争などを起こし、近隣諸国に甚大な被害をもたらします。最後には崩壊して自国を壊滅状態にし、悪名を後世に残しています。例えば、ナポレオン、ファシズム諸国(ムッソリーニ、ヒトラー、戦前の日本)、ソ連(特にスターリン時代、崩壊直前の時期)、フセイン(イラク)、そして現存する北朝鮮。中国には厳格に発言し、距離感を持って対抗しないと、(特にミュンヘン会談のように宥和策など取ると)取り返しのつかない大惨事になるかもしれません。外交努力に期待したい所ですが、今の日本の政治家には期待できません。
facebookの記事をtwitterでも見られるようにしました。



平成25年12月(1月6日記)
 
12月の受診の方は約1,020名でした。大過なく越年しました。皆様のおかげと感謝しています。恐れていた通り、診療報酬は0.1%しか上がりません。消費税が3%上がるので実質は切り下げです。医療現場では荒廃がさらにすすむと思います。そもそも消費税率を上げる理由は“社会保障の充実”だったのでは?医療費も社会保障費のはずです。やはり、A総理の言うことは信がおけない気がします。当のA総理も医療の恩恵を受けて、(難病の一つ“潰瘍性大腸炎”をコントロールできて)総理の激務をこなすことができていると聞いていますが。。。





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