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2011年の災害

2011年にわが国で起きた主な災害
発生日
災害の種類
発生(被災)した場所
災害名(気象庁命名など)または災害の概要
備 考
2010年12月下旬〜2011年 1月 雪害 北日本〜西日本 【 2010年度の大雪(年末年始の豪雪) 】
・12月下旬以降、寒気が日本付近に南下しやすい気象状況が続き、数回にわたって強い冬型の気圧配置となったため各地で大雪となった。とくに年末から年始にかけて西日本を中心に強い寒気が流入し、西日本の日本海側等の一部では記録的な大雪となった。また、1月半ばと月末にも強い寒気が南下し、北日本から西日本にかけての日本海側で大雪となり、全国の24地点で積雪の深さの観測史上1位を更新した。
・住宅をはじめ電力、水道などライフラインの被害、国道における通行止め、農林水産業等の被害が発生
・死者131名の多くは「除雪作業中の事故」、「65歳以上の高齢者」、「一人で作業中の事故」で、そのうち約7割が65歳以上の高齢者という大きな課題が残された(重傷者636人)。
・鳥取・島根県等では突然の大雪により漁船407隻が転覆・沈没した。
1月~ 火山噴火 鹿児島県・宮崎県 【 霧島山(新燃岳)の噴火 】
・新燃岳(しんもえだけ)噴火。新燃岳は九州南部の霧島山中央部に位置し、有史以降も噴火を繰り返している標高1,421mの活火山。噴火口およびカルデラは鹿児島県霧島市に所在
・1月19日、空振を伴った噴火、1月22日、1月26日と短い間隔で噴火、26日には火口から1500m上空まで噴煙が上がった。1月27日15時41分には52年ぶりとなる爆発的噴火があり、火口から2500m上空の高さまで噴煙が上がり、火口からほぼ全方向へ約1.5kmにわたる火砕流の跡も確認された。新燃岳に噴火警戒レベルが導入されて以来初めてレベル2から、レベル3へと引き上げられた。
・10月11日の火山噴火予知連絡会の発表では「間欠的に噴火が発生している。新燃岳の北西地下深くのマグマだまりには深部からのマグマの供給が続いており、今後噴火活動が再び活発化する可能性がある」とされている。
2011年12月26日現在、火口周辺警報「噴火警戒レベル3、入山規制」継続中
3月 9日 地震(M7.3) 三陸沖 【 3月9日の三陸沖の地震 】
(3月10日にその余震。3月11日「東北地方太平洋沖地震」の前震だった可能性)

・宮城県栗原市、登米市、美里町で最大震度5弱を観測
・負傷者2人、住家一部破損1棟などの被害
・三陸沿岸に55cmほどの津波
東北地方太平洋沖地震の前震だった可能性が指摘される。なお、翌3月10日にも三陸沖でM6.8の地震があり、宮城県栗原市、丸森町、石巻市で最大震度4を観測、気象庁は前日・9日のM7.3の地震の余震とみられるとし、「余震の揺れに引き続き注意」と呼びかけていた。
3月11日 地震(M9.0)

三陸沖
(被災地域については右項目を参照)

【 東日本大震災 】
・3月11日14時46分18秒に宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源として巨大地震が発生。震源域は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmの広範囲に及んだ。
・この地震により宮城県栗原市で震度7、宮城県、福島県、茨城県、栃木県で震度6強など広い範囲で強い揺れを観測
・また、太平洋沿岸を中心に高い津波を観測し、とくに東北地方から関東地方の太平洋沿岸に大きな被害が発生

・国内観測史上最大のM9.0の巨大地震と、地震が引き起こした大津波で甚大な被害。警察庁発表12月26日現在・死者15,844人、行方不明者3,469人

・気象庁はこの地震を「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名
・東北地方太平洋沖地震による災害およびこれに伴う原子力発電所事故による災害については、(菅内閣)閣議決定で「東日本大震災」と呼称

・発災時は激震による損壊や火災も多発。15m超級の津波によって岩手・宮城・福島の沿岸部で壊滅的な被害
・住家全壊127,130棟、住家半壊231,602棟など(12月26日現在)、ピーク時の避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上にのぼった。政府は震災による被害額を16兆から25兆円と試算している。
・地震の揺れや液状化現象、地盤沈下、ダムの決壊などによって、東北と関東の広大な範囲で被害が発生し、各種ライフラインも寸断された。
・地震と津波により東京電力福島第一原子力発電所では、全電源を喪失して原子炉を冷却できなくなり、メルトダウン(大量の放射性物質の漏洩)を伴う重大な原子力事故に発展。これにより、原発周辺一帯の福島県住民は長期の避難を強いられている。また火力発電所等でも損害が出たため、東北と関東は深刻な電力不足に陥った。
・余震活動も活発で、本震が発生した11日午後から半日でM6以上を観測した余震が9回あり、そのなかにM7.6、M7.4が1回ずつ含まれている。 さらに、ほぼ1カ月を経た4月7日に起きた余震(M7.2、最大震度6強)で死者1人が出たほか、ちょうど1カ月目の4月11日に福島県浜通りを震央とするM7.0(最大震度6弱)が発生している。

(本災害は、死者・行方不明者の確認、および原発事故対応、また災害復旧復興対策など、現時点でいまだ“収束”していないことを付記する)

3月12日 地震(M6.7) 長野県北部(新潟県との県境付近) 【 長野県北部の地震 】
・長野県北部の新潟県との県境付近で発生した直下地震。震源の深さは8kmと浅く、激しい揺れとなった。M6.7の最大震に続いて、M5以上の2回の余震が相次いで発生(気象庁の推計震度分布から、長野・新潟県境の比較的広い範囲で震度7相当の揺れがあったとみられる)。
・震度6強を観測した長野県下水内郡栄村の被害が著しく、死者3人(災害関連死と認定)、住家全壊73棟、半壊424棟などにのぼった。

・新潟・長野県境地震、信越地震ともいう。最も大きな被害の出た長野県下水内郡栄村は栄大地震、栄村大震災と呼称している。なお、顕著な災害を起こした自然現象に対しては気象庁が命名するが、この地震は基準に達していないため命名されていない。
・東京大学地震研究所の研究者らにより発生が予見されていた領域で発生、2004年新潟県中越地震の南西域にあった新潟-神戸ひずみ集中帯‎の空白域(中越地震と1847年善光寺地震の震源域の中間付近)を埋めた地震とされる。

3月15日 地震(M6.4) 静岡県東部 【 静岡県東部の地震 】
・負傷者50人、住家一部破損521棟
・静岡県富士宮市で最大震度6強を観測

・想定東海地震の想定震源域の近くで発生したが、想定東海地震とは異なる発震機構で発生した地震。気象庁の観測によると、東海地域に設置したひずみ計には、直ちに想定東海地震に結びつくような異常な地殻変動は観測されていない。
・3月11日に発生した2011年東北地方太平洋沖地震の発生に伴って、水平方向に4m以上の水平変動が観測されるなど、大きな地殻変動が観測され、概ね東西方向に伸張、南北方向に圧縮するひずみを広域にわたり与えており、静岡県東部の地震はその影響によって発生した可能性は否定できないとされる。

4月 1日 地震(M5.0) 秋田県内陸北部 ・負傷者1人、住家一部破損1棟
・大館市で最大震度5強を観測
2011年東北地方太平洋沖地震の誘発地震の可能性がある。
4月 7日 地震(M7.2) 宮城県沖 【 4月7日宮城県沖の地震 】
・死者4人、負傷者296人
・宮城県仙台市宮城野区と栗原市で最大震度6強を観測。北海道道北から島根県・広島県にかけて揺れを観測した。

・2011年東北地方太平洋沖地震の余震域で発生した規模の大きな余震とみられる。
・この地震で宮城県と秋田県で火災が3件、ガス漏れなどが仙台市を中心に約100件発生。3月11日の大震災後、回復に向かっていた宮城県内のライフラインや鉄道網が再び混乱した。

4月11日 地震(M7.0) 福島県浜通り

【 4月11日福島県浜通りの地震 】
・死者4人、負傷者10人
・福島県いわき市、古殿町、中島村、茨城県鉾田市で最大震度6弱

東北地方太平洋沖地震の余震とみられる。福島県浜通り南部を震源とする浅い地震が多数発生、余震の震源地として最多
4月12日 地震(M6.4) 福島県中通り ・負傷者1人
・福島県いわき市三和町、茨城県北茨城市で最大震度6弱
東北地方太平洋沖地震の余震とみられる。
4月16日 地震(M5.9) 茨城県南部 ・負傷者6人、5強
・茨城県鉾田市で最大震度5強
東北地方太平洋沖地震の震源域に近いがやや深く、誘発地震という見方が多い。この地域ではこれ以降も地震活動が続いており、7月にも強震を観測
(3月11日〜)6月3日時点 地震(余震)   気象庁によると,3月11日〜6月3日時点での東北地方太平洋沖地震の余震は,M7.0以上が5回,M6.0以上は81回,M5.0以上は500回で,最大震度4以上を観測した余震は168回  
6月7日 活火山 (トピックス) 火山噴火予知連絡会が、天頂山、雄阿寒岳、風不死岳を活火山に加えたことを気象庁が発表
6月30日 地震(M5.4) 長野県中部

・死者1人、負傷者17人、住家半壊18棟
・長野県松本市で最大震度5強

1997年10月以降の活動を見ると、この地域ではしばしばM3.0程度の地震が発生していたが、M5.0を超える地震はこれまで発生していなかった。
7月27日〜30日 豪雨/洪水 新潟県、福島県 【 2011年7月新潟・福島豪雨 】
新潟、福島県を中心に豪雨による洪水被害が発生、2004年7月の「新潟・福島豪雨」を上回る雨量の地域もあった
 
7月31日 地震(M6.5) 福島県沖 ・負傷者11人
・福島県楢葉町、川内村で最大震度5強
東北地方太平洋沖地震の余震とみられる。
8月 1日 地震(M6.1) 駿河湾 ・負傷者13人、住家一部損壊15棟など
・静岡県東伊豆町、焼津市、静岡市駿河区で最大震度5弱
フィリピン海プレートの内部で発生しており、想定される東海地震とは発震機構が異なる。また、東海地域に設置したひずみ計に前兆すべりのような異常な地殻変動も観測されなかった。
8月19日 地震(M6.5) 福島県沖 ・負傷者2人
・宮城県美里町、蔵王町、石巻市で最大震度5弱
東北地方太平洋沖地震の余震とみられる。
9月 3日 台風12号 紀伊半島を中心に西日本

【 台風12号 】
・台風12号は暴風域を伴ったまま北上して四国地方に接近し、3日10時前に高知県東部に上陸。その後、ゆっくり北上して四国地方、中国地方を縦断、4日未明に日本海に進んだ。台風が大型で動きが遅かったため、長時間台風周辺の非常に湿った空気が流れ込み、西日本から北日本にかけて、山沿いを中心に広い範囲で記録的な大雨となった。
・死者78人、行方不明者16人。全壊373棟・半壊2,724棟

・紀伊半島では、8月30日からの総降水量は広い範囲で1,000mmを超え、奈良県上北山村にあるアメダスでは72時間雨量が1652.5mmとこれまでの国内の観測記録である1,322mm(宮崎県神門(みかど))を大幅に上回り、総降水量は1,808.5mmに達し、一部の地域では解析雨量で2,000ミリを超えるなど、記録的な大雨となった。
・土砂災害、浸水、河川のはん濫等により、和歌山県、奈良県、三重県などで多数の死者、行方不明者が発生したほか、北海道から四国にかけての広い範囲で床上床下浸水などの住家被害、田畑の冠水などの農林水産業への被害、鉄道の運休などの交通障害が発生した。
9月21日 台風15号 東海、関東甲信、東北地方 【 台風15号 】
台風15号が上陸し、東海、関東甲信、東北地方を通過。首都圏の交通網が停止し、多数の帰宅困難者が発生。農作物にも大きな損害が出た。名古屋では台風15号の接近に伴い100万人以上に避難勧告が発出された。人的被害は死者17人、行方不明者1人
 
11月18日 竜巻 奄美・徳之島 19時10分頃、鹿児島県徳之島町轟木で、竜巻と思われる突風により、住家が飛ばされ3名の死者が出るなどの被害が発生 突風の強さは藤田スケールでF1~F2と推定
11月20日 地震(M5.3) 茨城県北部 ・負傷者1人
・茨城県日立市で最大震度5強
東北地方太平洋沖地震の余震とみられる。
11月21日 地震(M5.4) 広島県北部 ・負傷者2人
・広島県三次市で最大震度5弱
 
12月 5日 津波防災の日 (トピックス) 東日本大震災の発生を受け成立した「津波対策推進法」により、嘉永7年甲寅11月5日(旧暦)に発生した安政南海地震にちなんでこの日を「津波防災の日」と制定  
         
*上記データは、総務省消防庁、気象庁、内閣府(防災担当)、防災科学技術研究所、アジア防災センター、その他資料に基づく(編集:2011年12月26日現在)
*海外情報については「速報ベース」で掲載(人的被害など被災関係のデータは初期情報に基づくもので確定情報ではありません)
*海外情報の日付は現地時間



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2011年に世界で起きた主な災害
1月11日 豪雨/地すべり ブラジル 南東部のリオデジャネイロ州で、1月11日からの集中豪雨により地すべりなどが起こり、23日までに800人を超える死者が出るとともに、1万人以上が家を失ったと伝えられている。
2月22日 地震(M6.3) ニュージーランド 【 ニュージーランド地震 】(日本人28人が死亡)
ニュージーランド南東部カンタベリー地震。クライストチャーチ直下で局地的に甚大な被害。死者240、都心部に大被害集中全壊したビルで被災した日本人留学生ら28人が死亡
3月10日 地震(M5.8) 中国 中国南西部雲南省でM5.8の地震が発生、少なくとも14人が死亡、157人が負傷
3月24日 地震(M6.8) ミャンマー ミャンマー東部のシャン州を震源地としてM6.8の地震が発生、震源はタイ北部のチエンラーイ県チエンラーイ市の北90km、深さ10kmの地点とみられ、M4.8、M5.4、M5.0、M6.2の合計4回の余震も記録した。死者は75人(タイ人1人を含む)、負傷者は110人、民家など240軒以上が損壊したと報じられているが、軍事政権は現地での取材や報道を厳しく制限しており、正確な被害は判明していない。
4月11日 洪水 カザフスタン 西部で洪水が発生、9,000人が影響を受けた
4月14日〜 竜巻 米国 東南部で最低でも230の竜巻が発生、40人以上が死亡
4月27日〜 竜巻/暴風雨 米国 米国南部で4月27日、150以上の竜巻が発生し、アラバマ州を中心に約250人が死亡。竜巻が起きたのは少なくとも5つの州で、1日で150以上の竜巻が発生したという。最も被害が大きいアラバマ州では一部の地域が壊滅状態となり、前日からの暴風雨の被害も含めて162人の死亡が確認されている。この竜巻の影響で送電線が損傷し、アラバマ州にある原子力発電所で原子炉3基が停止しているが安全な状態だという。事態を受けてオバマ大統領はアラバマ州に非常事態宣言を出して自ら現地入りする方針。
5月 7日 熱帯低気圧 フィリピン 北東部山岳地帯で熱帯低気圧により広範囲に停電が発生、少なくとも10人が死亡
5月21日 火山噴火 アイスランド グリムスボトン火山が噴火
5月22日 竜巻 米国 米国中西部ミズーリ州ジョプリンを中心に強力な竜巻が発生、139人が死亡、約900人が重軽傷を負い、約8,000の建物に被害
6月 4日 火山噴火 チリ プジェウエ火山が噴火、住民3,500人が避難、火山灰の影響で航空便に影響
6月13日 地震(M5.2、M6.0) ニュージーランド クライストチャーチでM5.2、M6.0の地震が相次いで発生
6月19日 地震(M6.0) トルコ 北西部でM6.0の地震発生
6月23日 地震(M7.4) 米国 アラスカ州アリューシャン列島付近でM7.4の地震が発生
7月 7日 地震(M7.7) ニュージーランド 北東沖でM7.7の地震が発生
7月14日〜 火山噴火 インドネシア スラウェシ島北部ロコン山が噴火、4,000人以上が避難
7月20日〜 雪害(吹雪) チリ 猛烈な吹雪により12,000人以上が孤立
8月15日 雪害 ニュージーランド 激しい降雪により停電,道路の閉鎖,自動車の立往生などが発生
8月23日 地震(M5.8) 米国

米国東部でM5.8の内陸地震が発生。震源はバージニア州リッチモンドの北西約64キロのミネラル付近。遠く離れたワシントンD.C.やニューヨークでも建物が揺れ、人々は外に飛び出したという。さらに、45分後にM2.8の余震も。アメリカの東海岸で地震が起きることは珍しく、米国地質調査所(USGS)によると、バージニア州中部で記録されている最大の地震は、1875年に起きたM4.8の地震だという。

8月28日〜 台風11号 フィリピン、台湾 フィリピンと台湾で台風11号(アジア名「Nanmadol(ナンマドル)」)洪水被害
8月27日〜28日 ハリケーン 米国東部 ハリケーン・アイリーン(Irene)は米国ノースカロライナ州に8月27日朝に上陸後、9人の死者を出しながら28日にかけてワシントン首都圏やニュージャージー、 ニューヨーク各州の海岸線沿いを北上、北東部の沿岸各州知事は非常事態宣言を発令した。ニューヨーク市のブルームバーグ市長は、 海岸線に近い地域の住民27万人に避難命令を出した。同市での強制力のある避難命令の発令は史上初めて。28日、ニューヨーク市を直撃した「アイリーン」は勢力を減じたが雷や竜巻、暴風雨をともない、マンハッタンの高層ビルには強風が吹きつけ、風速は22mを超え、最大風速は約35.8mに達した。
8月28日〜29日 ダム決壊 ナイジェリア ナイジェリア政府当局者によれば、同国南西部イバダン近郊でダムが決壊して洪水が発生、102人が死亡した。28日夜から29日にかけての豪雨でオドオナ川が氾濫、エレイェレダムが決壊したという。家を失った住民は数千人に上り、うち約1500人が政府と赤十字が運営する避難所に避難した。
8月〜9月 洪水 パキスタン

パキスタン南部シンド州で8月からの大雨による洪水被害が広がり、同国災害管理当局は9月19日までに342人が死亡、700万人以上が被災したと明らかにした。死者はさらに増える恐れがある。パキスタンでは昨年にも建国史上最悪とされる洪水被害が発生し、1900人以上が死亡した。同国政府と国連は被災者に水や食料、仮設住宅を供給するため約3億6千万ドル(約275億円)の緊急支援を国際社会に要請。日本政府はテントや浄水器など約3500万円相当の支援物資供給を決めた。

9月1日〜 洪水 中国 河南、陝西、四川省で大雨のため洪水が発生し、57人が死亡、29人が行方不明
9月 4日〜 山火事 米国 テキサス州の各地で4日以降、山火事が60カ所以上で同時多発し、これまでに2人が死亡、数百件の家が焼けるなど被害が広がっている。南部・オースティン周辺では火災が広い範囲に及び、これまでに少なくとも家屋470戸以上が焼け、5000人以上が避難しているという。山火事の原因は不明。テキサス州では歴史的な干ばつが続いており、昨年11月からの消失免責は約1万5000平方kmで、東京都の7倍の面積
9月10日 洪水 パキスタン 南部の洪水被害が拡大、国際的な支援要請が出された。140人以上が死亡、20万人が避難
9月18日 地震(M6.9) インド 北東部でM6.9の地震が発生し,隣接するネパールや中国でも死者を含む被害が出た。
10月10日 熱帯低気圧 ニカラグア、エルサルバドル 熱帯低気圧12-Eによる大雨のためニカラグア全土で洪水、地すべりが発生している。133,858人が影響を受け、16人が死亡、10,146人以上が現在102ヵ所のシェルターに避難。エルサルバドルでは32人が死亡
10月20日 洪水 ミャンマー マグウェ地域では2011年に大雨により洪水が発生し、59人が死亡、27人が行方不明、家畜、穀物、建物等にも被害
10月23日 地震(M7.2) トルコ トルコ東部でM7.2の強い地震が発生。トルコ赤新月社が11月7日にとりまとめた被害によると死者604人、負傷者2,658人
10月29日 雪害 米国 米東部の広い範囲で季節外れの大雪が降り約200万世帯以上で停電、空港では欠航が相次いだ。この大雪により少なくとも3人が死亡
〜11月〜 干ばつ メキシコ メキシコは過去70年で最悪の干ばつに襲われ、農業に打撃を与えている。
11月上旬〜 洪水 ケニア ケニア北東部で鉄砲水、洪水の影響から数千人の住民が人道支援を必要としている。
11月 2日 地震(M6.0) 中国 新疆ウイグル地区でM6.0の地震が発生、2,400棟以上の家屋が倒壊
11月10日〜 豪雨、地すべり 中南米 中南米の各国で、熱帯低気圧による豪雨、地すべりが多数発生
11月18日 山火事 米国 ネバダ州リノで発生した山火事で、ネバダ州知事が非常事態宣言を行った。この山火事によって20の建造物が破壊され、9,500人が避難し1名が死亡
11月23日 地震(M5.6) トルコ

東部でM5.6の地震が発生、死者は600人超

11月28日 洪水 ブルネイ ツトン地区で洪水が発生
11月29日〜 雪害、停電 米国,カナダ 米国東部,カナダで大雪により大規模な停電が発生
11月30日 豪雨 インドネシア ニアス島で大雨により地すべりが発生、4人が死亡、30人が行方不明
〜11月〜 洪水 タイ 東南アジア各国で、7月から長く続く豪雨による洪水被害が相次いだ。とくにタイでは浸水被害が甚だしく、日本から進出した企業も浸水地域に取り込まれ、多大な影響が出ている。
12月上旬 豪雨、地すべり コロンビア 中南米で大雨による被害が相次ぐ中、コロンビアで大規模な地すべりが発生,48名に上る死者
12月 5日 火山噴火 インドネシア 東部のガマラマ山が噴火し、溶岩、火山灰を噴出しており、住民数千人が避難している。
12月10日 寒波 インド インド北部を襲った寒波により、26名が死亡
12月16日 台風21号、洪水 フィリピン 12月16日深夜、台風21号(アジア名「Washi(ワシ)」)が風速毎時90kmでミンダナオ島を横断し、大雨をもたらした。フィリピン政府によると、12月27日現在、死者1,453人、行方不明者84人、負傷者4,594人、被災者719,485人、倒壊家屋12,805棟など、甚大な被害
       
*上記データは、総務省消防庁、気象庁、内閣府(防災担当)、防災科学技術研究所、アジア防災センター、その他資料に基づく(編集:2011年12月26日現在)
*海外情報については「速報ベース」で掲載(人的被害など被災関係のデータは初期情報に基づくもので確定情報ではありません)
*海外情報の日付は現地時間

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