資金繰りについて

はじめに

資金計画というのは、家つくりだけのことではなくライフプラン全体を考えその中で検討すべきだと思います。

例えば生命保険の見直しや、5年後10年後の家族の変化を考え(こどもの入学とか)そのための貯蓄目標を設定するといったことも必要ですので、ローン返済があまりにも家計を圧迫すると生活そのものが維持できなくなってしまいます。

家つくりに関しては、即金で支払わなくてはいけない費用も結構あるので、自己資金はある程度用意しておいたほうがいいです。

ところで、我が家の資金計画は、はっきりいって行き当たりばったりでした。むしろ「資金無計画」というべきだったでしょうか。

それでも、ハウスメーカーや工務店に依頼する家つくりではないので、資金計画はあくまで施主の自己責任となります。
(資金の具体的金額はあまり詳細には書けないので、おおよその値でご容赦願います)


土地代金

手付金は自己資金で賄いましたが、基本的には信用金庫からのローンとしました。


建築資金

まず、まっちゃんとの契約分の設計監理料が200万程度必要でしたので、職場の共済組合から借り入れました。2006年1月繰上げ完済!

次に自己資金をかき集めます。1年ほど前に始めた住宅財形と、2003年冬及び2004年夏のボーナス、もろもろの小額貯金、さらに妻の貯金(これはそのまま妻の持分として、建物を共有名義とします。そうでないと贈与税の対象になってしまいます)も合わせ、トータルで500万弱確保しました。

住宅財形は着工時点で9割、竣工時に残り1割引き出しができ、利息が非課税扱いになります。

あとはローンですが、まず1300万ほど職場の共済組合からの住宅貸付を利用しました。この貸付はいわば退職金の前借りみたいなもので、建物自体に抵当権は設定されません。

このとき、建築確認関係書類などを整えてもらうのをまっちゃんに伝えるのが遅くなり、けっこう大変な目に合わせてしまいました。工事の着手金の支払い時期と貸付けを受ける時期に間に合わせるには、相応の時間的余裕が本来必要だったのでした。
この辺は、もうちょっと慎重にすべきだったと反省しています。もちろん、まっちゃんにはスケジュールに影響なく対応していただきました。

次に、土地のローンを組んでいる信用金庫から400万ほどを借りました。これには土地及び建物に抵当権が設定されます。通常は住宅金融公庫との併用以外では、抵当権の問題で二者以上からローンを組むことができませんが、私の場合は共済組合からの借入によりこの点をクリアしました。

信用金庫からの借入は、実は最初から確保したのではなく、竣工間際になってから調達しました。つまり、竣工払のためにいくら必要なのかが判明してから、不足分を借り入れることにしたのです。工事着手前にいろいろ検討しているのですが、どうしても「これを追加したい」「ここを変更したい」という要望が出てくるので、最終的に幾らとなるのかが着工時点では確定しないのです。


資金計画表を作成2006.3.27加筆

資金計画を整理するため、エクセルで、何種類か表を作成しました。


まず、全体計画としての資金調達の表。
自己資金、ローンの別に、どこから捻出し、それぞれ幾ら調達できるかを記載しました。
これは土地取得後、まだどこに建築を依頼するか決める前に作成しました。もちろんおおまかなものですが、いくら資金が確保できるか(イコールいくら返済可能なのか)を最初に決めておかなければ絵空事になってしまいます。

ローン/自己資金の別 調達先 金額 毎月返済額 ボーナス返済額
ローン(1) 共済住宅貸付 xx,xxx,xxx xx,xxx xx,xxx
ローン(2) 信用金庫から xx,xxx,xxx xx,xxx xx,xxx
自己資金 住宅財形払出 x,xxx,xxx - -
自己資金 郵便貯金から xxx,xxx - -
自己資金 12月賞与 xxx,xxx - -
自己資金 6月賞与 xxx,xxx - -
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


次に、月別推移の表。
これは、歳入及び歳出について、どのタイミングで幾ら必要となるかが判るようにするためのものです。
歳入と歳出の差を計算式でつねに表示し、各月の時点でどのくらい余裕があるのか(あるいはないのか)を確認できるようにしていました。
例えば自己資金はあるに越したことはなく、前もって充分用意できれば理想的ですが、実際にはそれほど余裕があるわけではありません。
2004年の4月に実質的に着工したわけですが、2004年夏のボーナスも当然しっかり「自己資金」として投入しました。
資金を自己管理するうえで、この表がいちばん役立ちました。

歳入歳出 必要額 未調達額/
未払額
調達済額/
支払済額
2003年
9月
2003年
10月
2003年
11月
2003年
12月
2004年
1月
・・・・・
共済一般貸付 x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx ・・・・・
共済住宅貸付 x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx ・・・・・
信用金庫ローン x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx ・・・・・
12月支給賞与 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
6月支給賞与 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
住宅財形払出 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
郵便貯金払出 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
・・・・・ x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx ・・・・・
設計監理料 x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx x,xxx,xxx ・・・・・
土地舗装撤去 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
地盤調査費用 xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx ・・・・・
確認申請手数料等 xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx ・・・・・
工事費用 xx,xxx,xxx xx,xxx,xxx xx,xxx,xxx xx,xxx,xxx xx,xxx,xxx xx,xxx,xxx xx,xxx,xxx xx,xxx,xxx ・・・・・
地鎮祭費用 xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx xx,xxx ・・・・・
上棟式等費用 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
家具調度品費用 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
引越等費用 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
不動産登記費用 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
不動産取得税 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
固定資産税 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・
歳入歳出の差額 xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx xxx,xxx ・・・・・

費用項目の種類によっては、さらに細かい表も作成しました。
例えば、家具調度品費用については、少なくとも冷蔵庫は買い替えたいと考えていたので、家電量販店で希望クラスの機種の相場を大まかに押さえつつ検討材料にしていました。
私の希望だったパソコン更新については、優先順位はいちばん低かったです(でも最終的には、なんとか買えましたが)。


おかげでどっぷりローン返済生活です。

今後、目処が着いた段階で繰上返済できればと考えています。
体を壊さぬ程度に精々働きますか・・・。我が家の資金計画は、今始まったばかりなのかもしれません。

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