Loudspeaker New Technology : ハイレゾ時代への新スピーカー技術
「全制振」にて「鮮やかな音」!
段ボールは素性の良い「スピーカーユニット核心制振」の誰にでもできる実践


段ボール箱は強度不足から不適と思われているが、強い固有共振がなく、制振すれば良い音が実現


T.工 具 準 備

プラスドライバー・マイナスドライバー・ラジオペンチ・円切出しカッター/カッター
半田ごて・ニッパー/ワイヤーストリッパー・安全メガネ・コーキングガン
割り箸/焼き鳥串・綿棒/爪楊枝・手袋・タオル/新聞紙・作業机・作業用衣類・消毒用アルコール

U.材 料 準 備

フルレンジ スピーカー:SP 2個(中古ジャンクを分解でよい:推奨はケンウッドCM−5:10cm 40W)
段ボール(40cm角以下が製作容易)2個 ・スピーカーケーブル 2本(必要長)木片 4個 ・吸音材:数10g(布団綿で良い)
シリコーンシーラント 下地用:クリア&本塗布用:ホワイト:一般品 計6本ほど ・「細目砂」洗浄乾燥:1sほど・ハンダ

V.製 作 → シーラント使用時や乾燥時には換気に十分気をつける

1.ケンウッドCM−5の裏側のネジをはずして裏蓋をあけ、SPケーブルの端子を
ラジオペンチやマイナスドライバーではずし、取付ねじをはずして、スピーカーを取り出す。
2.円カッターで段ボール側面中央付近にスピーカーおもて面取付円をあけ取付確認する。
3.段ボールの蓋を開き、筒状にして、段ボール内側にシーラントを塗布できるようにする。

4.シーラント接着性のためにSP金属部と段ボールの表裏をアルコールタオルで拭き、脱脂する。
5.あとでシーラントで覆われるので、スピーカーにケーブルを極性に従いハンダ付けする。
6.シーラントをキャップで穴を開け、キャップを付け先端をカットし、コーキングガンに装着する。
→ はかりで[シーラント:細目砂=100:110]の重量でサラダボウルにて割り箸で混合して素早く塗付してゆく。
7.2個の段ボールの内面全域に3o厚以上ウレタンシーラントを塗布して乾燥させる。

8.SPフレームに慎重に塗布し、さらに全体に5o厚以上に塗布する。:最重要作業
→ 垂れたりこすったりして振動体やダンパーに着いたなら数日乾燥させて爪楊枝で突っつき取る

9.段ボールのSP穴を上にて穴周囲に塗布し、側面からケーブルを出してSPを落し込む。
10.段ボール表側のSPフランジ部にシーラントを塗付し、裏側からも塗布し、これを養生させて、
さらに全域にシーラントのみを仕上げ塗布して養生する。
11. 内部に支柱用の適切な寸法の木片をSP背面とボックス下部にシーラントで固定する。
12.これで完成も可だが、段ボール表面全域に砂シーラントを塗付し養生して仕上げ塗布するとさらに良い。

W. 確 認

13. 数日乾燥させた後に音出だしを行う。 音楽での高・中・低音域の確認と楽器音の試聴を行う。
14. 音を出してシーラント表面に触り、振動大の個所にはシーラントを追加して1日置いて確認する。
→ 振動の抑制には針金(例 2.6φ)を補助部材としてフランジ付近表裏に埋め込むのが良い方法である
15. 本改良によりスピーカー後部の放熱は低下し、最大入力は多少低下していることに注意する。
16. 市販スピーカー装置改良の際はスピーカーユニットをはずして、塗布して元に戻す工程となる。
17.段ボールは固有の強い共振がないのが利点だが、魔法瓶・蛇腹ダクト/サラダボールでも可能。

#82 段ボール 1SP
段ボールSP図

☆候補 #216「段ボール」 第1回目の外側塗布は底以外は完/養生:モコモコ減少でいい音!

☆候補 #216「段ボール」 作業:内側の最終確認!


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